Foovo Deep

ビル・ゲイツも出資|細胞培養により代替母乳の開発を目指すBiomilqとは

 

このニュースのポイント 

●米Biomilqがヒト母乳にあるカゼイン・ラクトースを含む培養母乳を開発

乳腺上皮細胞を培養して作る培養母乳

母親の細胞から作られるカスタマイズされた培養母乳

●2020年1月に350万ドルの出資を受ける

●出資者にはビル・ゲイツが設立した投資ファンドも

妊娠中に針生検で細胞を採取、母乳が完成したら購入者へ出荷する

 

 

細胞を増殖して作った肉は「培養肉」、「クリーンミート」ともいわれ、細胞農業のテクノロジーを活用する。

この細胞農業によって、これまでにはない「肉」ではないものを開発している企業がいる。

Biomilq(バイオミルク)だ。

企業名からお察しのとおり、培養母乳を作っている。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

  1. 培養肉生産用のアニマルフリーな血清を開発するMultus Med…
  2. ネスレが精密発酵ホエイを使用したプロテインパウダー製品を発売|2…
  3. スイスに細胞農業の新たな拠点「The Cultured Hub」…
  4. アレフ・ファームズが培養肉のパイロット生産施設を今夏にオープン、…
  5. アニマルフリーなチーズを作るChange Foodsが約2.3憶…
  6. 大手食品メーカーの精密発酵食品への参入・販売状況【Foovo独自…
  7. Mycorenaのパイロット工場、拡張により欧州最大のマイコプロ…
  8. Mycorenaが菌類由来の代替脂肪「Mycolein」の発売を…

おすすめ記事

農業に塩水を活用するRed Sea Farmsが約17億円を調達、北米展開も視野に

作物の栽培に塩水を活用するRed Sea FarmsがシリーズAで600万ドル(…

Veganzが開発したシート状の代替ミルク製品Mililk|環境負荷をさらに軽減した代替ミルク

国内スーパーでも定番となった代替ミルク。目にする製品はほぼ、紙パックに入ったすぐ…

微生物発酵でシーフードを開発するAqua Cultured Foods、2022年の市場投入を目指す

アメリカを拠点とするAqua Cultured Foodsは、微生物発酵技術によ…

牛を使わずに本物と同等のカゼインを開発するエストニア企業ProProtein

エストニアを拠点とするProProteinは微生物を活用して、牛を使うことなく主…

Mogale Meatがアフリカで初の培養鶏胸肉を発表

南アフリカの培養肉企業であるMogale Meatは、「南アフリカのみならず、ア…

ゲノム編集で食・農業の変革を目指す米Pairwiseが新たな戦略を発表

ゲノム編集技術を活用して農産物を開発する米Pairwise(ペアワイズ)は先月、…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

魚ビジネスEXPO2025

最新記事

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

【2024年】培養魚企業レポート好評販売中

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(02/14 14:40時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(02/15 00:19時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(02/14 04:16時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(02/14 20:38時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(02/14 12:45時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(02/14 23:35時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP