Foovo Deep

動物を殺さずにコラーゲン・ゼラチンを開発するJellatechが約2億1000万円を調達

 

動物を殺さずにコラーゲン・ゼラチンを開発するJellatechが、プレシードラウンドで200万ドル(約2億1000万円)を調達した。

同社は調達した資金で、食品、ドリンク、スキンケア、医療分野への応用に向けて研究開発を加速する。

動物を殺さないアニマルフリーなコラーゲンとゼラチン

Jellatechは2020年に設立されたノースカロライナ州ローリーを拠点とするスタートアップ企業。

同社は「細胞培養により、動物を殺さずに持続可能なコラーゲンとゼラチンを生産すること」を目標としている。

動物を飼育してコラーゲンとゼラチンを単離して精製する代わりに、Jellatechはバイオリアクターの中で細胞培養によりコラーゲンとゼラチンを生成する。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

  1. 牛に頼らず酵母で乳タンパク質を再現するフランス企業Bon Viv…
  2. 米ビヨンドミート、植物ステーキ肉の年内発売を計画
  3. Yali Bioが植物由来の培養脂肪生産のためにシードラウンドで…
  4. ドイツのBluu Seafoodが欧州で初めて培養魚製品を発表、…
  5. GOOD MeatとADMが戦略的パートナーシップを締結、培養肉…
  6. 日立造船とNUProtein、成長因子生産に必要な原料の自動製造…
  7. 個人から企業まで|貼るだけで果物の鮮度を保持するシールを開発した…
  8. イスラエル政府が培養肉コンソーシアムに約23億円の助成金を提供

おすすめ記事

イスラエル・イノベーション庁が精密発酵の施設設立へ

イスラエル・イノベーション庁(IIA)は、精密発酵で代替タンパク質を開発するため…

代替母乳のBiomilqがシリーズAで約24億円を調達

細胞培養により代替母乳を開発するBiomilqがシリーズAで2100万ドル(約2…

スロベニア企業Juicy Marblesは世界初の植物性フィレミニヨンステーキを開発

スロベニアのスタートアップ企業Juicy Marblesは100%植物原料ででき…

Meatable、EU初の培養肉試食会をオランダで開催

オランダの培養肉企業Meatableは今月、欧州連合(EU)で初めて培養肉の試食…

6つの豆をベースに代替魚を開発する米Good Catchがシンガポールへ進出

6つの豆をベースに植物性の代替魚を開発する米Good Catchがシンガポールに…

JBS子会社のBioTech Foods、スペインで南欧最大の培養肉工場を建設開始

世界大手の食肉加工会社JBSの子会社であるスペインの培養肉企業BioTech F…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

Foovo Deepのご案内

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

Foovoの記事作成方針に関しまして

【2024年】培養魚企業レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

最新記事

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(12/14 14:13時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(12/14 23:55時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(12/14 03:38時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(12/14 20:11時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(12/14 12:23時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(12/14 23:12時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP