Foovo Deep

コンタクトレスなキオスク型スムージーロボットBlendid、株式投資型クラウドファンディングを開始

 

新型コロナウイルスの発生で、急速な変化を求められている分野の1つがフードロボットや自販機だろう。

大学やオフィス街などこれまでの「需要のあった」場所が、オンラインへの移行により「需要のない」場所になりつつある。

感染者数が特に多い諸外国では、好みに応じて自由にトッピングできる機能を搭載した自販機やフードロボットが次々と登場している。

こうした移動型レストランともいえるフードロボット・自販機は、オーダー、調理、提供、決済のすべてに人手を介さない点で、withコロナ時代のニーズに極めてマッチした新しい形態といえる。

今回は、新型コロナによりビジネスモデルを転換し、活路を開こうとしているスムージーに特化したキオスクロボットBlendidを紹介する。

徹底したコンタクトレス!スムージーロボットBlendid

出典:Blendid

Blendidのスムージーに特化したキオスクロボットは、同時に9つのドリンクを作ることができる。単関節型のロボットアームが材料を取り出し、混合する。

1時間に作るドリンクは45個。

1つのスムージーは約6ドルだ。

材料はカウンター奥のガラス張りの中にあるため、注文者からは離れた場所にある。

さらに、キオスクロボット全体もガラスで囲まれており、外部からの異物の混入を防げる構造になっている。

ドリンクが完成したら、注文者は小さな受け取り口から受け取る。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

  1. UPSIDE Foodsが培養シーフード企業Cultured D…
  2. 精密発酵で卵白タンパク質を開発するOnego Bio、米国進出に…
  3. 培養ハイブリッド肉を開発する米New Age Meatsが約2億…
  4. Motif FoodWorksが新成分ヘム「HEMAMI」を発売…
  5. フィンランドの研究チームが精密発酵による代替卵白の開発に成功
  6. 「発酵」で免疫力のある代替母乳の開発に挑むアメリカ企業Helai…
  7. 魚の培養脂肪を開発するインパクファット|日本人研究者がシンガポー…
  8. クラフト・ハインツがカスタマイズ可能なソースディスペンサーHEI…

おすすめ記事

Shiruが「見た目も挙動も動物油脂のような」植物性代替脂肪「OleoPro」を発表 

カリフォルニアを拠点とするフードテック企業Shiruは、最初の製品となる代替脂肪…

【2024年度版】精密発酵レポート販売開始のお知らせ

2024年12月10日追記:目次を追記しました。2024年度版精密発酵レ…

パーソナライズ化された次世代自販機のBolkが約5億円のシード資金を調達

次世代自販機を開発するBolkが、シードラウンドで400万ユーロ(約5億2000…

「発酵」で免疫力のある代替母乳の開発に挑むアメリカ企業Helaina

代替タンパク質の領域では、微生物を活用してタンパク質を作る精密発酵と呼ばれる技術…

味の素がイスラエルの培養肉企業スーパーミートに出資、培養肉の商用化を支援

味の素は9日、コーポレートベンチャーキャピタルを通じて培養肉の開発・製造を手掛け…

All G、精密発酵ウシラクトフェリンでGRAS自己認証を取得|世界で2社目

オーストラリアのAll G(旧称All G Foods)は、精密発酵ウシラクトフ…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

最新記事

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

【2024年】培養魚企業レポート好評販売中

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(02/21 14:43時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(02/22 00:24時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(02/22 04:19時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(02/21 20:41時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(02/21 12:47時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(02/21 23:38時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP