新型コロナウイルスの発生で、急速な変化を求められている分野の1つがフードロボットや自販機だろう。
大学やオフィス街などこれまでの「需要のあった」場所が、オンラインへの移行により「需要のない」場所になりつつある。
感染者数が特に多い諸外国では、好みに応じて自由にトッピングできる機能を搭載した自販機やフードロボットが次々と登場している。
こうした移動型レストランともいえるフードロボット・自販機は、オーダー、調理、提供、決済のすべてに人手を介さない点で、withコロナ時代のニーズに極めてマッチした新しい形態といえる。
今回は、新型コロナによりビジネスモデルを転換し、活路を開こうとしているスムージーに特化したキオスクロボットBlendidを紹介する。
徹底したコンタクトレス!スムージーロボットBlendid
Blendidのスムージーに特化したキオスクロボットは、同時に9つのドリンクを作ることができる。単関節型のロボットアームが材料を取り出し、混合する。
1時間に作るドリンクは45個。
1つのスムージーは約6ドルだ。
材料はカウンター奥のガラス張りの中にあるため、注文者からは離れた場所にある。
さらに、キオスクロボット全体もガラスで囲まれており、外部からの異物の混入を防げる構造になっている。
ドリンクが完成したら、注文者は小さな受け取り口から受け取る。