Foovo Deep

培養肉生産用のアニマルフリーな血清を開発するMultus Mediaが約2.4億円のシード資金を調達

 

培養肉開発に使用するアニマルフリーな血清を開発するMultus Mediaが160万ポンド(約2億4000万円)のシード資金を調達した。

このラウンドには、SOSVZero Carbon CapitalMarinya Capitalなどのベンチャーキャピタルに加え、英国研究イノベーション機構(UKRI)が参加した。

Multus Mediaは調達した資金で、最初の商品となる血清「Proliferum M」の市販化を目指す。

Multus Media は、2019年に設立されたロンドンを拠点とするスタートアップ企業。

アクセラレーターIndieBioのプログラムに以前参加していた同社は、培養肉の生産コスト削減に寄与する増殖培地を開発している。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

  1. ビヨンドミートとペプシコがジョイントベンチャーThe PLANe…
  2. チリのNotCoが米国進出、全米のホールフーズで代替ミルクの販売…
  3. 精密発酵カゼインで乳製品業界の変革を目指すFermifyが約6.…
  4. MicroSaltは通常の半分量で、同じ塩味を実現する画期的な塩…
  5. 菌糸体からステーキ肉を開発するMeati Foodsが約55億円…
  6. 培養ハイブリッド肉を開発する米New Age Meatsが約2億…
  7. 韓国の培養肉企業SeaWith、2030年までに培養ステーキ肉を…
  8. Motif FoodWorks、精密発酵による代替タンパク質開発…

精密発酵レポート好評販売中

おすすめ記事

二酸化炭素と水からウォッカを開発する米スタートアップAir Companyとは

ニューヨークを拠点とするスタートアップ企業Air Companyは、大気中の二酸…

オランダ政府が細胞農業に約82億円の出資を発表、国の成長計画として培養肉産業を支援

オランダ政府は、国家成長基金(National Growth Fund)の一環と…

iPS細胞で培養肉を開発するオランダ企業MeatableがシリーズAで約50億円を調達

オランダの培養肉企業MeatableはシリーズAラウンドで4700万ドル(約50…

カカオフリーのチョコレートを開発する英WNWNが約7.6億円を調達、年内に小売販売へ

カカオフリーのチョコレートを開発する英WNWN Food Labsは先月、シリー…

会員権をNFTにした世界初のレストラン「Flyfish Club」、2023年ニューヨークにオープン

VCRグループが先月、世界初のNFTレストラン「Flyfish Club」を来年…

インポッシブルフーズが香港・シンガポールの食料品店で販売を開始、アジア進出を加速

インポッシブルフーズの植物性代替肉がアジアのスーパーに登場した。19日、香港とシンガポールの…

次回Foovoイベントのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

精密発酵レポート好評販売中

Foovo Deepのご案内

培養魚企業レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

▼運営者・佐藤あゆみ▼

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

最新記事

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,724円(12/01 10:47時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(11/30 20:06時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(11/30 23:29時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,100円(11/30 17:00時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(12/01 09:51時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(11/30 19:37時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP