Foovo Deep

酵母由来の代替油脂を開発する英Clean Food Group、6万リットルの発酵運転に成功──実用化に向け前進

出典:Clean Food Group

酵母を用いた微生物発酵により、食品・化粧品向けに代替油脂を開発する英Clean Food Groupは先月、6万リットルの商業規模の発酵運転に成功したと発表した

Doehler Groupとの2年間にわたる協業の成果であり、Doehlerの既存施設を利用してClean Food Groupのプロセスをスケールアップできることが確認された。研究を主導するChristopher Chuck教授のコメントによると、同社はトン単位の生産に到達している

同社油脂を用いたチョコレートピーナッツバターケーキなどの同社初の試作品が、2025年7月24日から2026年1月4日までロンドンで開催される「Future of Food」展展示されている。

Clean Food Groupは今回の発酵の成功について、「既存インフラを活用してクリーン・イノベーションをスケールできることの証明であり、食の未来に向けて計り知れない可能性を切り開くものです」とコメントしている

他社との差別化を生む独自酵母

出典:Clean Food Group

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

※本記事は、リンクトインの発表()をもとに、Foovoの調査に基づいて独自に執筆したものです。出典が必要な情報については、記事内の該当部分にリンクを付与しています。

 

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Clean Food Group

 

関連記事

  1. えんどう豆由来の代替ミルクを開発するSproudが約6.8億円を…
  2. 中国の培養肉企業Joes Future Food、パイロット工場…
  3. 植物性ペットフードV-planetが日本、韓国で発売を開始
  4. 【世界初】TurtleTreeが精密発酵ウシラクトフェリンでGR…
  5. ナイジェリア初の植物肉企業VeggieVictoryに世界の投資…
  6. 培養肉アレフ・ファームズ、安価でオープンな増殖培地の開発でWAC…
  7. 培養肉スーパーミート、スイス小売大手のミグロと提携
  8. イギリス政府、代替タンパク質センターNAPICに約28億円を投資…

おすすめ記事

ジャガイモで卵白タンパク質を開発するPoLoPo、2026年の上市に向けて米国農務省(USDA)に申請

イスラエルの植物分子農業スタートアップPoLoPoは先月、遺伝子組み換えジャガイ…

乳製品生産の再考|牛に頼らず細胞培養でミルクを開発するドイツ企業Senara

ドイツのスタートアップ企業Senaraは先月、細胞培養によるミルクを低コストで生…

独自ヘムを開発する豪代替肉v2foodが約58億円を調達、中国・欧州進出を目指す

オーストラリアの主要代替肉プレーヤーv2foodがシリーズBで7200万豪ドル(…

フィンランドの研究チームが精密発酵による代替卵白の開発に成功

フィンランドの研究チームは精密発酵技術により、動物を使うことなく卵白タンパク質の…

海藻で地方創生を目指す米Aqua Theon──和菓子、寒天ドリンク、そして「テキーラボール」で目指す医療用カプセル【セミナーレポート】

三木アリッサ氏(右) Foovo(佐藤)撮影「卵のキユーピー、トマトのカゴメ──…

GOOD Meatが培養肉生産に無血清培地を使用する認可をシンガポール当局から取得

米イート・ジャストの培養肉部門GOOD Meatは18日、培養肉生産に無血清培地…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

最新記事

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(12/13 16:23時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(12/13 03:04時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(12/13 06:39時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(12/13 22:24時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(12/13 14:23時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(12/13 01:44時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP