Foovo Deep

細胞培養により牛乳を開発するBrown Foodsが約3.2億円を調達

 

哺乳類細胞の培養により牛乳を開発するBrown Foodsは今月、シードラウンドで236万ドル(約3億2000万円)を調達した。

アメリカ、インドに拠点を構えるBrown Foodsは調達した資金を、商品開発、培養プロセスのスケールアップにあてる。

Brown Foodsは設立1年のスタートアップだが、3ヶ月で「本物の牛乳」を生産できたと発表している来年には「小規模なスケールアップ」を実現し、今後数年以内に市場へ商品を投入することを目指している。

本物の牛乳の再現に挑戦するBrown Foods

イメージ画像

代替乳製品市場は成長を続けており、2021年にはアメリカの植物ミルク売上は26億ドルに達し、小売全体の16%を占めた

しかしBrown Foodsは、植物由来ミルクでは従来の乳製品を完全に置き換えることはできないと考えている。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

アイキャッチ画像の出典:イメージ

 

関連記事

  1. 菌糸体由来肉の米Meati Foodsが約199億円を調達、今年…
  2. 二酸化炭素を使用して代替脂肪を開発するスウェーデンのGreen-…
  3. トッピングから焼き上げまで3分で完成するピザ自販機Piestro…
  4. 【現地レポ】Perfect Dayの精密発酵乳タンパク質を使用し…
  5. 「米ぬか」をタンパク質源に:食糧と競合しない米タンパク質で収益性…
  6. 培養油脂のMission Barnsが食肉加工企業と提携、培養ソ…
  7. 米Newlightの生分解性プラスチックAirCarbon、プラ…
  8. 機械学習でタンパク質収量を増やす英Eden Bioが約1.6億円…

おすすめ記事

菌糸体由来チーズを開発するベルギー企業Bolder Foods、資金調達難で事業終了を発表

菌糸体由来チーズを開発するベルギーのBolder Foodsは今月、資金調達難に…

コンビニで出来立てチャーハン|ローソン、TechMagicの炒め調理ロボット「I-Robo 2」を初導入【現地レポート】

2025年7月22日、炒め調理ロボット「I-Robo 2」がついにコンビニに登場…

イスラエルのForsea Foodsが培養うなぎを発表|京都にパイロット工場を計画、2027年シンガポール進出へ

培養ウナギの試作品(Foovo佐藤撮影)2025年3月8日:内容を一部修正しました。&n…

Perfat Technologiesによる「次世代オレオゲル」を活用した構造を調整可能な植物性脂肪|創業者インタビュー

培養肉、植物肉、微生物由来のタンパク質など、代替タンパク質の開発に注目が集まる一…

Shiok Meatsが細胞由来の培養ロブスター試作品を発表、2022年までの商品化を目指す

このニュースのポイント ●シンガポールのShiok Meatsが培養…

米Nepra Foods、製パン用の代替卵白粉末の商用生産を開始

コロラドを拠点とするNepra Foodsは、製パン卸売業者向けの独自の代替卵白…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

最新記事

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(11/12 16:14時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(11/13 02:50時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(11/13 06:22時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(11/12 22:14時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(11/13 14:15時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(11/13 01:33時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP