哺乳類細胞の培養により牛乳を開発するBrown Foodsは今月、シードラウンドで236万ドル(約3億2000万円)を調達した。
アメリカ、インドに拠点を構えるBrown Foodsは調達した資金を、商品開発、培養プロセスのスケールアップにあてる。
Brown Foodsは設立1年のスタートアップだが、3ヶ月で「本物の牛乳」を生産できたと発表している。来年には「小規模なスケールアップ」を実現し、今後数年以内に市場へ商品を投入することを目指している。
本物の牛乳の再現に挑戦するBrown Foods

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代替乳製品市場は成長を続けており、2021年にはアメリカの植物ミルク売上は26億ドルに達し、小売全体の16%を占めた。
しかしBrown Foodsは、植物由来ミルクでは従来の乳製品を完全に置き換えることはできないと考えている。
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