Foovo Deep

デンマークのTempty Foodsがマイコプロテインをレストランに導入

2024年6月27日情報を追記

 

デンマークのマイコプロテイン企業Tempty Foodsが販売を拡大している。

同社のマイコプロテインを原料にした代替肉「TEMPTY」は昨年8月、デンマークの複数のフードサービス業者に向けて供給が開始され、昨年10月にはデンマーク工科大学食堂のメニューに本格導入された

今月にはデンマークのレストランPavillon Beer Gardenのメニューに導入されたことを発表。今後、レストランへの導入をさらに拡大していく姿勢を示している。

外食サービスを意識して開発された新製品

出典:Tempty Foods

Tempty Foodsは2021年に設立されたデンマーク工科大学のスピンオフベンチャー

同社のB2B製品「TEMPTY」は、マイコプロテイン、レンズ豆、キヌア、オーツ麦、人参、パセリ、オオバコの皮などを原料に作られている。これらの成分を組み合わせることで、優れた食感とバランスの取れた味わいが可能になるという。製品中、マイコプロテインの割合は30%

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Tempty Foods

 

関連記事

  1. カーギルがマイコプロテインの英ENOUGHと販売契約を締結
  2. <開催終了>【6月18日】Foovo現地セミナー開催のお知らせ …
  3. 微生物で世界に挑戦|合成生物学の世界大会iGEM参加のため、東大…
  4. Sophie’s BioNutrientsが微細藻類を活用したチ…
  5. BlueNalu、培養マグロの米国先行上市を目指す|Nomad …
  6. ゲノム編集で食・農業の変革を目指す米Pairwiseが新たな戦略…
  7. カンガルーの培養肉を開発するオーストラリア企業Vow、食の変革に…
  8. インテグリカルチャー、アヒル由来の細胞培養食品の試作品を発表-官…

おすすめ記事

自律型サービスロボットを開発したBear RoboticsがシリーズBで約100億円を調達

接客ロボットと人工知能を活用したソリューション領域での先駆者であるBear Ro…

モサミートが培養牛脂の公式試食会をEUで初めて開催、ハイブリッドビーフパテを披露

オランダの培養肉企業モサミート(Mosa Meat)が今月、同社初となる公式試食…

3Dプリンター製サーモンを開発するRevo Foodsが約1億9000万円を調達

3Dプリンターで植物性サーモンを開発するRevo Foodsが150万ユーロ(約…

シンガポールの研究チームがウナギ細胞株と植物血清の開発に成功

シンガポールの南洋理工大学応用科学部の研究チームは、養殖できない高価値な魚種の独…

DAIZが海外進出を本格化、タイの植物肉企業へミラクルミートの提供を開始

熊本を拠点とする植物肉スタートアップのDAIZが海外進出を本格化する。D…

Calystaの単細胞タンパク質FeedKind、水産養殖への使用で米国GRASステータスを取得

動物飼料や食品向けの微生物タンパク質を開発・製造する米Calystaは、同社の主…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

最新記事

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,707円(07/14 15:28時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(07/15 01:27時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(07/15 05:25時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(07/14 21:31時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(07/14 13:31時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(07/15 00:37時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP