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ロティ、ピザなどのフラットブレッドを90秒で作る家庭用フードロボットRotimatic

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コロナウイルスの影響によりレストランの閉鎖を経験した今、デリバリー、家庭用フードロボットに注目が集まっている。

当メディアでも、これまでにインド発のJuliaOliverなど自動で料理をしてくれるコンパクトな調理ロボット、自宅で多種多様なカクテルを作ってくれるカクテルロボットなどを紹介してきた。

その中でも今回取り上げるRotimaticは、「家庭」をターゲットとしたフードロボットの中では十分な販売実績を誇るものといえる。

Rotimaticフラットブレッドをわずか90秒で作れるカウンタータイプの家庭用フードロボット

小麦粉をセットすると、小麦粉の投入、混合、こねる、生地を焼くといったすべての工程を自動で行い、焼きたてのフラットブレッドが90秒で完成する。

好みに応じてカスタマイズされたロティ、トルティーヤを作れるRotimatic

出典:Rotimatic

Rotimaticはロティ(インドなどで一般的なパン)、プリ(風船のように膨らんだインドのパン)、ピザ、トルティーヤが作れる。

作るのに必要なのは、小麦粉、油、水のみ。

タッチスクリーンで厚さ、焼き加減、油の量をカスタマイズできるので、自分好みのフラットブレッドを作れる。

必要な枚数を設定して焼き上げるので、作りすぎて余ってしまうことはない。

装置には10個のモーター、15個のスマートセンサーが搭載されている。

AIとIoT機能を搭載しており、製造されたあらゆるフラットブレッドのデータを収集することが可能。

Wi-Fiに接続すれば最新レシピをダウンロードできる。

Rotimaticのディスペンサーは、最先端医療機器にヒントを得たもので、微粒子ディスペンサーが分量を正確に計算する。作られるパンは均一で、0.2mmまで厚さを制御できるという。

洗浄もシンプルで、取り外し可能なパーツは食洗器で洗うこともできる。

出典:Rotimatic

これまでにオーストラリア、カナダ、アメリカ、イギリス、フランス、香港など20カ国で販売されている。

小売価格は1299ドル(約14万円)で、これまでに7万台以上販売されている。このうちアメリカには45000台が販売された。

Rotimaticで作られたロティは1億1100万個以上になる。

Rotimaticの発明者Israni氏によると、Rotimaticを購入したユーザーの使用頻度は週に平均4、5回だという。

世界中の20カ国に広まっているものの、インドではまだRotimaticを入手することはできない。

Light Ray Holdingsに買収される

出典:Rotimatic

フードロボットRotimaticを開発したのは、シンガポールのスタートアップ企業Zimplistic。

同社は2008年にIsrani夫妻が設立した。

他社の追従を許さないように思えたZimplisticだが、昨年の10月にLight Ray Holdingsに買収された

買収の理由について、同社はSpoon誌の取材に対し「採算が合わなかった「利益を出すためには、もっと現金が必要」だと回答している。

Zimplisticは投資の方向性も模索したが、最終的にLight Ray Holdingsによる買収の道を選んだ。

Israni夫妻はCEO、CTOとしてZimplisticに残る。

1年以内に第2世代をリリース

出典:Rotimatic

世界的な普及を見る限り、Rotimaticは成功した家庭用フードロボットといえる。

第2世代タイプはコロナの影響を受け、リリースが遅れているが、年末か2022年初頭頃には販売される予定だという。

同社は現在のハードウェアを販売するビジネスモデルから、サブスクタイプのビジネスモデルへの移行を準備している

サブスク販売するのは追加で加える食品で、ビーツ粉末(カブや大根に似た赤色の野菜)や、栄養価を高めるためのビタミンなどになる予定。これらのオプション品は今年夏にリリースされるという。

 

参考記事

Rotimatic Maker Zimplistic Acquired by Light Ray Holdings

 

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アイキャッチ画像の出典:Rotimatic

 

 

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