Foovo Deep

代替母乳のBiomilqがシリーズAで約24億円を調達

 

細胞培養により代替母乳を開発するBiomilqがシリーズAで2100万ドル(約24億円)を調達した。

ラウンドはビル・ゲイツ氏によるBreakthrough Energy VenturesとデンマークのNovo Holdingsが主導し、Blue HorizonSpero VenturesDigitalis Venturesなどが参加した。

出資側のポートフォリオの最低10%に女性または多様な創業者がいるという基準にも関わらず、今回のラウンドが応募超過で完了したことについて、同社は「資本を超えた価値に特に感激している」とコメントしている。

これにより同社の調達総額は2450万ドル(約28億円)となった。Biomilqは今後4年かけて培養母乳の市販化を目指す。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

  1. 米ビヨンドミート、初の菌糸体ステーキ「Beyond Steak …
  2. 米Oobliが精密発酵による甘味タンパク質ブラゼインでGRAS認…
  3. イギリスのマクドナルドがマックプラントを導入、2022年に全国導…
  4. 代替マグロの米Kuleanaが販路拡大、オンラインストアでの販売…
  5. イスラエル企業SimpliiGood、スピルリナ由来のビーガンス…
  6. ベルギーのPaleoがペットフード業界に参入|精密発酵ミオグロビ…
  7. Shiruと味の素、AIを活用した未発見の甘味タンパク質の発見・…
  8. コオロギタンパク質を生産するエントモファームズが約3億円を調達

おすすめ記事

代替タンパク質を「ニッチ」から「定番」に:業界リーダーが語る普及戦略|欧州セミナーレポート

Foovo(佐藤)撮影プラントベース食品(植物由来食品)が一般消費者の「新しい常識」として根付く…

米EdiMembre、ホールカット細胞性食品の開発に向け、可食中空糸式バイオリアクターを開発|約5,800万円のプレシード資金を調達

出典:EdiMembre細胞性食肉(培養肉)のスケールアップを目指して、アメリカで新たなスタート…

Motif FoodWorks、分子農業でヘムを開発するためパートナーシップを拡大

アメリカ、ボストンを拠点とするフードテック企業Motif FoodWorksは、…

サムスンがIoTアプリに買い物機能を備えた「SmartThings Cooking」を追加、シームレスな料理を追求

サムスンはCES2021でレシピ検索から買い物機能まで備えたSmartThing…

自宅を農家にする室内農業のGardynが約10億円を調達

水耕栽培キットを開発するGardynがシリーズAで1000万ドル(約10億円)を…

Oishii Farmが進める植物工場のパッケージ化|年内に国内イノベーションセンター設立へ【セミナーレポ】

2025年5月19日更新(Oishii社確認のもと、一部修正)アメリカ・ニューヨークから1時…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

最新記事

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(12/12 16:23時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(12/13 03:04時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(12/13 06:39時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(12/12 22:24時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(12/12 14:22時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(12/13 01:44時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP