Foovo Deep

培養肉はまず「ハイブリッド」から、価値は肉以外へ拡張|GFI Elliot Swartz博士講演レポート

Elliot Swartz博士(Foovo佐藤撮影)

2026年2月2日更新

培養肉や培養魚で知られる細胞性食品は、すでに一部の国・地域で売られる食品となっている。世界で初めて細胞性鶏肉がシンガポールで販売されてから丸5年が経過した。

現時点で細胞性食品は、アメリカ・シンガポール・オーストラリアで販売されており、4つの規制当局が完了した安全性審査は計10件に達した。さらにタイ韓国スイスイギリスEUなどでも審査が進んでいる。

細胞性食品の認可状況(2025年10月31日時点) Foovo調査により作成

Good Food Instituteの主任上席研究員であるElliot Swartz博士が、昨年11月13-14日に都内で開催された「培養細胞の食品利用に係る国際会議Japan Cell-Ag-READY Dialogue 2025)」に登壇し、細胞性食品業界ではこの5年間で「何が期待できるのか」という理解が大きく進展したと述べた。今後は、知見が指数関数的に増えていくとの見方も示した。

当面の主役はハイブリッド製品

出典:GOOD Meat

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

アイキャッチ画像はFoovo(佐藤)撮影

 

関連記事

  1. チョコレートメーカーのFazer、代替チョコで初の本格生産を実施…
  2. 精密発酵で食用コラーゲンを開発するスタートアップ企業3社
  3. ドイツのFormo、欧州投資銀行から約56億円を調達-麹菌由来チ…
  4. 3Dプリンターを活用する上海企業CellXが培養豚肉のサンプルを…
  5. Vivici、欧州企業で初となる精密発酵タンパク質のGRAS自己…
  6. フードテック現地レポート会・セミナー動画|2024年10月開催
  7. 細胞農業で脱カカオを進めるフィンランドのチョコレートメーカーFa…
  8. MicroSaltは通常の半分量で、同じ塩味を実現する画期的な塩…

おすすめ記事

二酸化炭素から代替タンパク質を開発するJooulesが約1.5億円を調達

二酸化炭素を原料に代替タンパク質を開発するニュージーランド企業Jooulesは今…

NoMy Japan、副産物活用のマイコプロテインで日本市場を優先

出典:NoMy Japan副産物を活用して食品・飼料向けのマイコプロテインを生産するNoMy J…

細胞農業のスケールアップを支援するスウェーデンのRe:meat、年内にパイロット施設の設置へ

出典:Re:meatスウェーデンのバイオテック企業Re:meatは先月、Biotech Heig…

プラントベース×精密発酵を手掛けるAll G Foodsにオーストラリアの大手スーパーチェーンが出資

オーストラリア企業All G Foodsは、植物原料を使った代替肉と精密発酵によ…

幅広い植物肉製品を開発するHungry Planetが約27億円を調達

植物性の代替肉を開発するHungry PlanetがシリーズAラウンドで2500…

米インポッシブル・フーズがEQUIIと提携、パンとパスタで「食事全体」を高タンパク化へ

出典:Impossible Foods代替肉のイノベーターたちが、“肉”以外の路線を強化している…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

Foovoセミナー開催のお知らせ

最新記事

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP