ビヨンドミート(Beyond Meat)は、肉を使わない植物性ソーセージの販売開始を発表した。今月から全米の食料品店で販売する。
販売価格は1パック8個入りで5.99ドル(約630円)。
コロナウイルスの感染が続く中、ビヨンドミートの躍進が続いている。9月には中国に最大の生産拠点建設を発表した。
植物由来代替肉に対する需要の高まりは、コロナウイルスのパンデミックにより自宅で食事をする人が増えたほか、これまでの畜産の限界・倫理的問題が浮き彫りになったことも関係している。
ビヨンドミートは続々と商品をリリースしている。ソーセージは2020年4つ目の商品。8月にはD2CのオンラインECサイトを開設した。
今年になってから、朝食用パティ、ヴィーガンバーガー用パティのCookout Classic、そして先月にはミートボール販売を発表。7月にはケンタッキー・フライド・チキン(KFC)と提携した。
新商品のソーセージは、遺伝子組み換え作物、合成着色料などを含まず、これまでのソーセージよりも塩分を40%カットできるという。
ビヨンドミートはカリフォルニアを拠点とする植物性代替肉の大手。2009年に設立された。これまでにビルゲイツ、タイソンフーズなどから資金を調達している。
参考記事
Beyond Meat Serves Up New Sausage Links
Beyond Meat launches new breakfast sausage links across US