Foovo Deep

精密発酵ホエイ・カゼイン開発の最前線|精密発酵による乳タンパク質開発の今をクローズアップ【Foovo独自調査】

 

ネスレに続き、ユニリーバも精密発酵乳タンパク質を使用した製品を発売した。

先月には、精密発酵カゼインを開発する米New CultureがGRAS自己認証を宣言し、アメリカで販売できるようになった

大手パーフェクトデイの再編、創業者退任など変動がみられたなか、ネスレ・ユニリーバの発売により、精密発酵による食品開発は再び注目を集めていくことが予想される。

Foovoの調査では2024年3月時点で、精密発酵で乳タンパク質を開発する企業は世界で36社確認されている。

これらの企業のなかで、ホエイ、カゼインを開発する企業はどれほどあるのか。乳タンパク質の開発では近年、どのようなトレンドがあるのか。今回の記事では、乳タンパク質に焦点をあて、精密発酵による食品開発の今をクローズアップする。

精密発酵によるホエイ・カゼイン開発の最前線

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

アイキャッチ画像の出典:New Culture

 

関連記事

  1. 培養肉用の安価な食用足場を開発するエストニア企業Gelatex|…
  2. Redefine Meatが3Dプリントされた植物ステーキ肉を欧…
  3. イスラエルのPlantishが3Dプリントされた植物性サーモンを…
  4. ネスレはコルビオンと提携して植物由来食品用の素材を微細藻類から探…
  5. 【世界初】米The Every Companyがアニマルフリーな…
  6. ネスレがマレーシアに植物肉工場を建設&乳製品フリー「ミロ」を発売…
  7. Shiruと味の素、AIを活用した未発見の甘味タンパク質の発見・…
  8. 微細藻類で代替シーフード市場を目指すカナダのSmallfood

おすすめ記事

Novameatが約7億円を調達、独自3Dプリント技術による代替ステーキ肉製造の更なるスケール化へ

独自の3Dプリント技術を使い植物性の代替ステーキ肉を製造するバルセロナのスタート…

二酸化炭素からタンパク質を作る米NovoNutrientsが約28億円を調達、新たにペットフード市場も視野に

2024年9月29日更新:当初の記事で、会社名を旧称Oakbioと記載しておりましたが、Oakbio…

培養魚スタートアップのFinless Foodsが植物性マグロにも参入、2022年までに市販化へ

培養魚を開発するアメリカのFinless Foodsが、植物性代替マグロに参入す…

「食品発酵業界のボトルネック解消」を目指すplanetaryが約10億円を調達

スイス、ジュネーブを拠点とするスタートアップ企業planetary(プラネタリー…

食品製造で発生する廃糖水で菌糸体粉末を作るHyfé Foodsが約2.6億円を調達

Hyfé Foodsは低炭水化物、高タンパク質の菌糸体粉末の生産を目指す米国イリ…

6つの豆タンパク質から代替魚を開発する米Good Catch、カナダ・欧州へ進出

FAOの「世界漁業・養殖業白書(2018)」によると、2015年の水産資源は「漁…

精密発酵レポート・予約注文開始のお知らせ

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

Foovo Deepのご案内

精密発酵レポート・予約注文開始のお知らせ

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

Foovoの記事作成方針に関しまして

【2024年】培養魚企業レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

最新記事

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(10/22 13:54時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(10/22 23:25時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(10/22 03:09時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(10/22 19:49時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(10/22 12:07時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(10/22 22:46時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP