培養肉開発に使用するアニマルフリーな血清を開発するMultus Mediaが160万ポンド(約2億4000万円)のシード資金を調達した。
このラウンドには、SOSV、Zero Carbon Capital、Marinya Capitalなどのベンチャーキャピタルに加え、英国研究イノベーション機構(UKRI)が参加した。
Multus Mediaは調達した資金で、最初の商品となる血清「Proliferum M」の市販化を目指す。
Multus Media は、2019年に設立されたロンドンを拠点とするスタートアップ企業。
アクセラレーターIndieBioのプログラムに以前参加していた同社は、培養肉の生産コスト削減に寄与する増殖培地を開発している。