精密発酵カゼインの生産プラットフォームを開発するオーストリア企業Fermifyは今月、シードラウンドで500万ドル（約6億7000万円）を調達した。
Eva Sommer氏とChristoph Herwig氏が2021年に設立したFermifyは、チーズの製造に必要なカゼインタンパク質を精密発酵で生産する完全に自動化されたプラットフォームを開発している。
このプラットフォームは食品メーカーにとって、カゼインタンパク質の社内生産を可能にするものとなる。
出典：Fermify
関連記事
アイキャッチ画像の出典：Fermify
植物性の液状卵を開発するスペインのUOBO、代替油脂のCubiq Foodsと提携
植物性の液状卵を開発・展開するスペイン企業UOBOは今月、シードラウンドで50万…
代替卵のイート・ジャストがアフリカ市場へ進出
植物ベースの代替卵を開発するイート・ジャストがアフリカ市場へ進出した。南…
ピザハットのロボットレストランがイスラエルに登場
イスラエルのピザハットが完全に自動化されたロボットレストランを発表した。…
中国初の培養肉・微生物タンパク質センターが北京に誕生－未来食品の産業クラスター構築へ
今月、中国、北京市豊台区に同国初となる培養肉・微生物発酵に特化した代替タンパク質…
Remilkがイスラエルで初めて精密発酵タンパク質の認可を取得
後半のスライドに一部誤りがありましたので、正確な情報に修正しました。初期の情報に誤りがあり大変失礼い…
モサミート、牛脂肪細胞を培養する無血清培地に関する論文を発表
オランダの培養肉企業モサミートは、ウシ胎児血清（FBS）を使用せずに脂肪を培養す…
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義
Copyright © Foovo -フードテックニュースの専門メディア- All rights reserved.
