Foovo Deep

培養肉用の食用足場を開発する米Matrix Meatsがシードラウンドで資金調達を実施

 

このニュースのポイント

 

●米国Matrix Meatsがシードラウンドで資金調達を完了

カスタマイズ可能な食用ナノファイバー足場を開発

●脂肪、筋肉を別に培養するのではなく、同時に細胞を異なる細胞へと分化させるワンストップソリューション

●7か国14の培養肉企業と協業している

 

 

オハイオを拠点とする培養肉スタートアップのMatrix Meatsがシードラウンドで資金調達を実施した。

同社プレスリリースによると、調達額は非公開だが、今回のラウンドへの申し込みは超過したという。

Matrix MeatsはIkove Startup NurseryNanofiber Solutionsが協業して立ち上げたジョイントベンチャー

Nanofiber Solutions社で10年にわたり再生医療・組織工学などあらゆる領域に使えるナノファイバーの開発に従事してきたJed JohnsonがCTO(最高技術責任者)を務める。

Matrix Meatsはエレクトロスピニング技術を活用して独自の足場を開発しており、7カ国14社の培養肉企業と協業しているという。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

  1. イスラエル企業Remilk、アメリカで精密発酵乳タンパク質の認可…
  2. 代替肉の米インポッシブルフーズが約560億円を調達、調達総額は2…
  3. オーストラリアの培養羊肉企業Magic Valley、アニマルフ…
  4. 「細胞培養の救世主」、クラウドで培養を受託する米企業Cultur…
  5. 米サラダチェーンSweetgreenが自動レストランをオープン
  6. 培養魚のブルーナル、粗利率75%を達成するための技術開発を発表
  7. 植物肉企業Plantedが約100億円を調達、植物由来の鶏胸肉を…
  8. 廃棄大麦から代替タンパク質を開発するEverGrain|世界最大…

おすすめ記事

培養肉開発用の成長因子を低コストで量産するCore Biogenesisが約3.2億円を調達

フランスのCore Biogenesisが2020年11月にシードラウンドで26…

卵黄・卵白に分かれた植物ベースの全卵を開発するFloat Foodsが約1億8000万円を調達

シンガポールを拠点とするフードテック企業Float Foodsが、シードラウンド…

イスラエル大手食品会社Tnuva、代替タンパク質特化のR&Dセンター設立へ

イスラエル大手食品会社Tnuva(ツヌバ)は代替タンパク質分野の取り組みを強化す…

イート・ジャストがシンガポールにアジア初の生産拠点を建設、培養肉の協業も

植物性代替卵のイート・ジャストがアジア進出拡大に乗り出した。投資機関Pr…

Biftekがシンガポールの培養肉企業へ最初の増殖培地サンプルを出荷

培養肉用のアニマルフリーな培地を開発するトルコ企業Biftekは、商用化に向けて…

米Lypid、独自のビーガン脂肪を使用した代替豚バラ肉Lypid Pork Bellyを米・アジアで発売

植物肉向けの代替脂肪を開発する米Lypidは4月、独自の代替脂肪を使用した植物性…

精密発酵レポート・予約注文開始のお知らせ

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

Foovo Deepのご案内

精密発酵レポート・予約注文開始のお知らせ

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

Foovoの記事作成方針に関しまして

【2024年】培養魚企業レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

▼運営者・佐藤あゆみ▼

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

最新記事

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(09/15 13:37時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(09/15 23:07時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,940円(09/16 02:48時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
2,156円(09/15 19:29時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(09/15 11:51時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(09/15 22:27時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP