アメリカ農務省(USDA)によると、アメリカでは供給される食料の30-40%が廃棄されており、これは1610億ドルの食品に相当するとされる。非営利団体のReFedも2019年にアメリカでは食品の35%が廃棄されていることを報告している。
膨大な食料廃棄量を削減するため、アメリカは2030年までに食品廃棄物を半分にするという目標を設定している。
こうしたフードロス削減に取り組む企業は増えており、今回紹介するHazel Technologiesもその1つとなる。
同社は今月、シリーズCラウンドで7000万ドル(約76億円)を調達した。プレスリリースによると、これまでの調達総額は8700万ドル(約94億円)を超える。
農産物の箱に入れるだけで、保存期間を最大3倍に延ばせる小袋タイプのHazel®を開発している。