Foovo Deep

青果物の鮮度保持期間を延ばすHazel Technologiesが約76億円を調達

 

アメリカ農務省(USDA)によると、アメリカでは供給される食料の30-40%が廃棄されており、これは1610億ドルの食品に相当するとされる。非営利団体のReFedも2019年にアメリカでは食品の35%が廃棄されていることを報告している。

膨大な食料廃棄量を削減するため、アメリカは2030年までに食品廃棄物を半分にするという目標を設定している。

こうしたフードロス削減に取り組む企業は増えており、今回紹介するHazel Technologiesもその1つとなる。

同社は今月、シリーズCラウンドで7000万ドル(約76億円)を調達した。プレスリリースによると、これまでの調達総額は8700万ドル(約94億円)を超える。

農産物の箱に入れるだけで、保存期間を最大3倍に延ばせる小袋タイプのHazel®を開発している。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

  1. スペインNovameatが3Dプリンター製培養肉の試作品を発表
  2. Fooditiveが精密発酵による代替ハチミツ開発を発表
  3. 米Jellatech、細胞培養によりヒトコラーゲンの開発に成功
  4. 植物ステーキ肉のChunk Foodsが約20億円のシード資金を…
  5. アメリカミズアブ由来のタンパク質・油脂を開発するVolare、今…
  6. 【現地レポ】カナダのNew School Foods、ホールカッ…
  7. 米Plantible Foodsがウキクサ由来の植物性代替卵を発…
  8. 伝統的なチーズ製法で植物チーズを開発するデンマーク企業FÆRM

おすすめ記事

ビヨンドミートが中国ECに初進出、中国市場向けの代替豚肉「ビヨンドポーク」を販売開始

アメリカの代替肉ビヨンドミートが中国ECサイトでの販売を開始した。中国E…

AIエンジンで代替タンパク質を開発するThe Live Green Coが精密発酵に参入

独自のAIレコメンドエンジン「Charaka」を活用し、動物由来原料や高度に加工…

ドイツのPlanet A Foodsが代替チョコレートをスーパーに初導入

持続可能な代替チョコレートを開発するドイツ企業Planet A Foods(旧称…

ユニリーバ、植物性の代替肉・代替乳製品の年間売上目標を約1200億円に

このニュースのポイント●ユニリーバが植物由来食品…

2023年精密発酵業界の全貌:認可企業の動向、2024年予測、CDMO企業の動向|Foovoレポート

2024年9月24日更新100億円を超える資金調達が目立った2021年-…

菌糸体由来肉のMeati Foodsが全米で販売開始、Sprouts Farmers Market全店舗に導入

菌糸体由来の代替肉を開発する米Meati Foodsは、アメリカのスーパーマーケ…

精密発酵レポート・予約注文開始のお知らせ

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

Foovo Deepのご案内

精密発酵レポート・予約注文開始のお知らせ

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

Foovoの記事作成方針に関しまして

【2024年】培養魚企業レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

最新記事

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(11/21 14:06時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(11/20 23:44時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(11/21 03:26時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(11/20 20:01時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(11/21 12:17時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(11/20 23:02時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP