Foovo Deep

アフリカ発の培養肉企業Mzansi Meat、2022年後半の市販化を目指す

 

アフリカに2社目の培養肉企業が登場した。

2020年に設立された南アフリカ共和国を拠点とするMzansi Meatは、現在はまだ研究段階にあるが、年内に最初のプロトタイプを発表し、来年後半には販売したいと考えている。

培養肉が昨年12月にシンガポールで販売されて以降、ほかの国ではまだ販売は許可されていない。

培養肉は、動物の体の外で、動物から採取した細胞をバイオリアクターで培養し、成長させたものをいう。採取された細胞はバイオリアクターの中で筋肉や脂肪へと分化していく。

この過程で使用される、培地に添加する栄養成分「血清」が高額であるため、8年前に発表された培養肉ハンバーガーは3000万円を超える高額なものだった。

出典:Mzansi Meat

このように動物由来の血清は、培養肉の生産コストが高い要因の1つとなっていたが、現在では技術のイノベーションが進み、アニマルフリーな血清の開発が進んでいる

最初に培養肉を販売したイート・ジャストを始め、現在存在するほとんどの培養肉企業がアニマルフリーな血清の使用に取り組んでおり、Mzansi Meatもその中に含まれる。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

  1. 動物肉と同等価格の植物肉が生産可能な自動化技術をシアトルの企業が…
  2. イート・ジャストの培養肉部門GOOD Meatが約110億円を調…
  3. Redefine Meatが3Dプリントされた植物ステーキ肉を欧…
  4. 米ColdSnap、常温ポッドから2分で作れるソフトクリームマシ…
  5. Aleph Farmsと三菱商事が日本での培養肉導入に向けて協業…
  6. 牛を使わずにモッツアレラチーズを開発する米New Culture…
  7. 大手乳業メーカーLeprino FoodsとオランダのFoodi…
  8. イート・ジャストの代替卵JUST Eggが欧州の安全性承認を取得…

おすすめ記事

2020年の代替タンパク質投資額は31億ドルとGFIが報告、過去10年の投資額の半分が2020年に集中

GFIは、2020年は植物ベースの肉、卵、乳製品など動物性食品に代わる代替品を開…

Umami Bioworks、東京で細胞性シーフードの官能評価会を開催|2027年に東京で製造拠点設置へ

Foovo(佐藤あゆみ)撮影細胞性シーフードを開発するシンガポールのUmami Bioworks…

イスラエル農務省が設立した培養ティラピアを開発する培養魚企業E-FISHient

イスラエルで新たに培養シーフード企業E-FISHientが設立された。イ…

動物肉と同等価格の植物肉が生産可能な自動化技術をシアトルの企業が開発

シアトルに拠点を置く植物肉のスタートアップ企業Rebellyous Foodsは…

培養油脂のMission Barnsが食肉加工企業と提携、培養ソーセージのスケールアップ生産を完了

植物性原料を使った代替肉が普及するなか、代替肉をより本物に近づける試みとして、細…

麹ラボが都内でマイコプロテイン試食会を初開催|代替肉にもソースにも──麹菌体が秘める応用力|試食レポート

麹ラボによる麹菌体を用いたマイコプロテイン試食会が6月22日、都内の玄米自然食レ…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

精密発酵・定期動向レポート発売のお知らせ

会員サービスFoovo Deepのご案内

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

最新記事

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP