Foovo Deep

Remilkがデンマークに世界最大の精密発酵工場建設を発表

 

アニマルフリーな乳タンパク質を開発するイスラエル企業Remilkが、デンマークに自社所有の精密発酵工場を建設することを発表した

Remilkは世界の数拠点ですでに大量生産を開始しているが、デンマークに建設する工場はこのタイプの工場では世界最大規模となる。

この工場は、デンマーク、カロンボーに購入した75万平方フィート(約70,000㎡)を超える土地に設置される。

世界最大の精密発酵工場をデンマークに建設

出典:Kalundborg Symbiosis

Remilkの施設は、「持続可能な産業エコシステム」である共生プロジェクト(The Symbiosis project)を実施するカロンボー工業団地に設置される。

カロンボーの共生プロジェクトは、企業間や地域全体で工場の副産物、廃棄物などを効率的に利用し、企業のコスト削減と地域全体の環境保全を同時に達成するもので、先駆的なサステナブルな取り組みとして世界から関心が寄せられてきた

このプロジェクトにはNovozymes、Novo Nordisk、Chr. Hansen、Unibioなど大手を含む13の公的機関や民間企業が参加している。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Remilk

 

関連記事

  1. 世界初!米Biomilqが細胞培養でヒトの母乳を体外で作製するこ…
  2. Big Idea Venturesの第3コホートに参加する15社…
  3. Fresh Insetが開発した食品鮮度保持技術Vidre+Co…
  4. クリーンラベルの代替カゼインを開発する米Pureture、年内に…
  5. 培養肉企業MeaTechが約100グラムの3Dプリントされた培養…
  6. 【世界初】米The Every Companyがアニマルフリーな…
  7. 米Puretureが植物性の代替カゼインの開発を発表
  8. 精密発酵で乳タンパク質を開発するBon Vivantが約24億円…

おすすめ記事

香港グリーンマンデーがイギリス飲食店に進出、今年中に本格展開へ

香港グリーンマンデーがイギリスに進出する。同社の代替ポーク『オムニポーク…

米培養肉Upside Foods、培養肉用のアニマルフリーな増殖培地を開発

アメリカの主要な培養肉企業Upside Foods(旧称メンフィスミーツ)はアニ…

米AQUA Cultured Foodsが代替シーフードでGRAS自己認証を取得

 追記(2024年8月8日、15日)Aquaはこれまで菌類由来の代替シーフードを…

菌類タンパク質の業界団体「菌類タンパク質協会(FPA)」が発足

菌類由来のタンパク質を開発・製造するスタートアップ企業による、新たな業界団体「菌…

VEOSグループ傘下のベルギー企業Naplasol、マイコプロテイン企業Mycorenaを買収

ベルギーのマイコプロテイン企業Naplasolが、スウェーデンのMycorena…

牛を使わずにモッツアレラチーズを開発する米New Cultureが約28億円を調達

アニマルフリーなモッツアレラチーズを開発する米New CultureはシリーズA…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

最新記事

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

【2024年】培養魚企業レポート好評販売中

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(02/20 14:43時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(02/21 00:24時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(02/21 04:19時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(02/20 20:40時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(02/20 12:47時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(02/20 23:38時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP