Foovo Deep

米Pairwise、CIMMYTとゲノム編集のライセンス契約を締結──CRISPR技術で小規模農家支援を加速

出典:Pairwise

ゲノム編集技術を活用して農産物を開発する米Pairwise(ペアワイズ)は今年6月、国際トウモロコシ・コムギ改良センターCIMMYT)と、CRISPR技術を適用したPairwise独自のゲノム編集プラットフォームFulcrumのライセンス契約を締結したと発表した

CIMMYTは、トウモロコシ、小麦など基礎穀物を中心に、南半球を中心とした88ヵ国で活動する非営利の国際農業研究機関。メキシコに本部を構え、バングラデシュ中国コロンビアエチオピアインドネパールなどで活動している

今回の契約により、CIMMYTはトウモロコシ小麦ソルガムトウジンビエシコクビエキマメ落花生などの作物にFulcrumプラットフォームを適用し、20ヵ国の小規模農家に向けて改良作物品種の開発を加速する

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

※本記事は、プレスリリースをもとに、Foovoの調査に基づいて独自に執筆したものです。出典が必要な情報については、記事内の該当部分にリンクを付与しています。

 

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Pairwise

 

関連記事

  1. イスラエルのMarineXcell、独自の核初期化技術で細胞培養…
  2. チョコレート大手のBarry Callebaut、培養カカオに参…
  3. 米国防総省、Air ProteinやThe Better Mea…
  4. 食品廃棄物を活用してマイコプロテイン由来の代替肉を開発するMyc…
  5. 精密発酵ヒトラクトフェリン、米国で複数ブランドが販売・予約注文開…
  6. Fresh Insetがペルーで鮮度保持ソリューション「Vidr…
  7. 米Bond Pet Foods、精密発酵由来の動物タンパク質2ト…
  8. 伝統的なチーズ製法で植物チーズを開発するデンマーク企業FÆRM

おすすめ記事

イスラエルのBeliever Meats、米国で細胞性鶏肉の販売認可を取得|レストランから家庭へ広がる細胞性食品

イスラエルの細胞性食品スタートアップBeliever Meatsは今月、アメリカ…

東京大学、1125本を使用した中空糸バイオリアクターで厚みのある11gの培養鶏肉生成に成功

培養肉を開発する東京大学の竹内昌治教授らの研究グループは、内部が空洞になった中空…

精密発酵企業Formoがバイオテック企業Brain Biotechと提携、アニマルフリーな乳タンパク質の生産を強化

精密発酵によりアニマルフリーな乳タンパク質を開発するFormoは、バイオテクノロ…

投資は減速、規制は動く―GFIレポートで読む2024年の培養肉業界と日本市場の胎動

シンガポールの小売店で昨年販売された培養肉「GOOD Meat 3」(Foovo佐藤撮影/2024年…

Steakholder FoodsとUmami Meatsが培養シーフード製品開発のための助成金を獲得

イスラエルの培養肉企業Steakholder Foods(旧称MeaTech)と…

アメリカミズアブ由来のタンパク質・油脂を開発するVolare、今年大型工場の建設を開始

フィンランドのスタートアップ企業Volareはアメリカミズアブ(BSF)を活用し…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

最新記事

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(11/12 16:14時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(11/13 02:50時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(11/13 06:22時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(11/12 22:14時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(11/13 14:15時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(11/13 01:33時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP