Foovo Deep

米Aqua Cultured Foodsがシカゴで生産施設の建設を開始、今年前半に上市を計画

 

バイオマス発酵で代替シーフードを開発する米Aqua Cultured Foodsは、生産をスケールアップする新たな生産施設をシカゴに建設中であることを発表した。

同施設のサイズは、Aqua Cultured Foodsの現在の拠点の3倍規模となる。すでに食品用に対応済みで、最小限のアップグレードにより発酵タンパク質の生産拡大にカスタマイズできるという。

今年第2四半期に上市を予定

出典:Aqua Cultured Foods

植物成分を使用して代替シーフードを開発する企業とは異なり、Aqua Cultured Foodsはバイオマス発酵を活用して代替タンパク質を生産している。同社は独自菌株を使用して、イカ、マグロ、エビなどマイコプロテイン由来の代替シーフードを開発している。

同社は現在、レストランを含めた戦略的パートナーと試食会を開催しており、今年第2四半期に製品を市場に投入する予定だという。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Aqua Cultured Foods

 

関連記事

  1. 果物の廃棄物を活用して精密発酵脂肪を開発するZayt Biosc…
  2. Redefine Meatが70のレストランと新規パートナーシッ…
  3. パーフェクトデイの精密発酵由来の乳タンパク質を使った牛乳が今夏、…
  4. 天然には存在しない「新しい酵素」を開発するEnzymitが約6.…
  5. ネスレ、アニマルフリーな乳製品開発で精密発酵スタートアップと提携…
  6. 香港グリーン・マンデーが約73億円の資金調達に成功、年内に広東に…
  7. 精密発酵で乳タンパク質を開発するBon Vivantが約24億円…
  8. チョコレート大手のマース、精密発酵由来の乳タンパク質を使ったチョ…

精密発酵レポート好評販売中

おすすめ記事

フランスのピザロボットレストランPazziが操業停止

フランス、パリに設置されていたピザロボットレストランPazziが操業を停止した。…

Yali Bioが植物由来の培養脂肪生産のためにシードラウンドで約4.5億円を調達

カリフォルニアを拠点として植物代替肉や乳製品向けにデザインした脂肪の生産に取り組…

Wilkが細胞培養による乳脂肪を使用したヨーグルト開発に成功

細胞培養によりヒト、動物の乳成分を開発するイスラエル企業Wilk(ウィルク)は、…

ビヨンドミートが代替鶏肉ビヨンドチキンテンダーを北米で発売

ビヨンドミートが北米で代替鶏肉商品を発売した。そら豆・えんどう豆を原料に…

奇跡の植物肉「ミラクルミート」を開発したDAIZに国内外から引き合いが止まらない理由

動物肉に代わる肉として代替肉に注目が集まっている。代替肉は、畜産による環境負荷を…

Current Foodsが生食用代替シーフードのDtoC予約販売受付を開始

代替シーフードを開発・製造するアメリカ企業Current Foods(旧Kule…

Foovoの記事作成方針に関しまして

【2024年】培養魚企業レポート好評販売中

精密発酵レポート好評販売中

Foovo Deepのご案内

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

▼運営者・佐藤あゆみ▼

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

最新記事

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,671円(04/26 12:13時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(04/26 21:33時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(04/27 01:03時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(04/26 18:06時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(04/26 10:47時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(04/26 21:03時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP