Foovo Deep

培養油脂のMission Barnsが食肉加工企業と提携、培養ソーセージのスケールアップ生産を完了

 

植物性原料を使った代替肉が普及するなか、代替肉をより本物に近づける試みとして、細胞培養による培養油脂の開発が進んでいる。

植物ベースの代替肉はキャノーラ油など植物油脂を使用して、動物肉の「肉らしさ」を再現している。しかし、環境負荷と風味改善の側面から、本物の「油脂」の使用を検討する向きもある。

ベルギーの培養油脂スタートアップPeace of Meatが実施した調査によると、植物肉企業の68%が、培養油脂が代替肉の食感を改善するならば使用したいと、使用に前向きな回答をしている。

培養油脂で規制当局のGOサインを獲得した企業はまだないが、アメリカのMission Barnsは先月、ソーセージを始めとする食肉加工企業Silva Sausageとの提携を発表した

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

  1. 鶏を使わずに卵白タンパク質を開発するフィンランド企業Onego …
  2. 【セミナーレポート&動画】シェフと再生医療研究者が立ち上げた培養…
  3. 培養肉セミナー動画(日本細胞農業協会理事・岡田健成氏)|2024…
  4. スイスの培養肉企業Mirai Foodsがシードで約2億3千万円…
  5. 【現地レポ】Perfect Dayの精密発酵乳タンパク質を使用し…
  6. ホームメイド料理をデリバリーするShefが約22億円を調達
  7. ロティ、ピザなどのフラットブレッドを90秒で作る家庭用フードロボ…
  8. 世界初の培養サーモン、米国で認可──WildtypeがFDAの「…

おすすめ記事

イート・ジャストがシンガポールにアジア初の生産拠点を建設、培養肉の協業も

植物性代替卵のイート・ジャストがアジア進出拡大に乗り出した。投資機関Pr…

2024年1月_Foovoセミナー動画・資料(精密発酵・植物分子農業・代替脂肪)

セミナー当日の様子2024年1月に開催したセミナー動画となります(告知ページ…

分子農業で代替タンパク質と成長因子を開発するスタートアップ企業4社

分子農業(Molecular Farming)とは、植物を「バイオリアクター」「…

アイスランドORF Geneticsが大麦由来の低コスト成長因子を開発、培養肉の生産コスト削減を目指す

アイスランド・ORF Geneticsの技術によって、今後数年のうちに培養肉の商…

MISOLA FOODS、日本初のオーツミルク専門メーカーとして『塚越さんがつくったおいしいオーツミルク』を発売

スウェーデンのOATLY、シンガポールのOATSIDEなど海外のオーツミルク製品…

Pureture、代替カゼイン使用のプロテインドリンクを米国で年内上市へ──姉妹企業Armored Freshは代替コーヒー「Barley Brew」を発表

クリーンラベルの代替カゼインを開発するPuretureが、初の製品上市に向けて動…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

最新記事

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(11/16 16:14時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(11/17 02:54時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(11/17 06:24時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(11/16 22:15時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(11/16 14:16時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(11/17 01:33時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP