Foovo Deep

GEAが代替タンパク質の技術センターをドイツに開設

 

食品・飲料・製薬業界向けの世界大手システムサプライヤーであるドイツ企業GEAは今月、培養肉や微生物発酵の製品を試験・製造するための中心ハブとして、ドイツ、ヒルデスハイムに技術センターを開設したことを発表した。

New Food Application and Technology Center of Excellence (ATC)と名付けられたこのセンターでは、GEAのクライアント企業が細胞培養・発酵のパイロットラインを使用して、研究室から商用規模の製造まで「迅速な」イノベーションを進めることが可能となる。

細胞農業製品の商用化を支援するGEAの新センター

出典:GEA

ATCには、微生物発酵・細胞培養により肉、ミルク、シーフード、卵の代替品を生産するためのパイロット工場がある。クライアント企業はATCの新しい試験プラットフォームを使用することで、大規模工場に初期投資することなく、ベンチスケールから工業スケールへ移行できるようになる。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

アイキャッチ画像の出典:GEA

 

関連記事

  1. オランダのモサミート、培養牛脂でEU初の新規食品申請を提出
  2. Nature’s Fyndの微生物発酵によるタンパク質「Fy」が…
  3. 上海の培養肉企業CellXがパイロット工場を開設、年内に米・シン…
  4. NotCoが約95億円を調達、食品業界向けのAIプラットフォーム…
  5. モサミートが培養牛脂の公式試食会をEUで初めて開催、ハイブリッド…
  6. 米Lypid、独自のビーガン脂肪を使用した代替豚バラ肉Lypid…
  7. 代替タンパク質の普及促進を行う国際シンクタンクGood Food…
  8. 機械学習でタンパク質収量を増やす英Eden Bioが約1.6億円…

おすすめ記事

Wilkが細胞培養による乳脂肪を使用したヨーグルト開発に成功

細胞培養によりヒト、動物の乳成分を開発するイスラエル企業Wilk(ウィルク)は、…

精密発酵スタートアップ9社が精密発酵組合を設立

精密発酵企業9社が今月、精密発酵組合(Precision Fermentatio…

Moolec Science、豚タンパク質を作る大豆「Piggy Sooy」で米国農務省の承認を取得

2024年10月18日追記これまでの動きから、YEEAプロジェクトは高い可能性で精密発酵に関…

米Pairwise、CRISPR技術により世界初の種なしブラックベリーの開発に成功

ゲノム編集技術を活用して農産物を開発する米Pairwise(ペアワイズ)は今月、…

微細藻類オメガ3を開発するMara Renewables、約13億円を調達ー魚に頼らないオメガ3供給を加速

出典:Mara Renewablesカナダの微細藻類スタートアップのMara Renewable…

NotCoが約95億円を調達、食品業界向けのAIプラットフォーム構築へ

チリのフードテック・ユニコーン企業NotCoは12日、シリーズDラウンドで700…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

最新記事

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(10/16 16:07時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(10/17 02:35時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(10/17 06:14時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(10/16 22:07時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,980円(10/16 14:07時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(10/17 01:25時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP