Foovo Deep

ShiruがAIプラットフォームで開発した最初の製品「OleoPro」を商用化

 

アメリカのバイオテック企業Shiruは今月、AIを活用した最初の食品原料の商用化を発表した。最初の製品は、Shiruが今年3月に発表した植物性代替脂肪「OleoPro」となる。

「OleoPro」は、室温で形状を保持でき、調理すると茶色に変わるもので、植物由来の代替肉にジューシーな口当たりをもたらすという。一般に使用される構造化された脂肪と比較して、飽和脂肪酸を最大90%削減している。

ShiruがAIプラットフォームで開発した最初の製品を商用化

出典:Shiru

プレスリリースによると、ShiruはAIを活用することで、わずか数ヵ月で、「第1世代の合成生物製品(Synbio 1.0)」のごくわずかなコストで「OleoPro」を開発し、商用化まで達成した。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Shiru

 

関連記事

  1. 香港グリーンマンデーがイギリス飲食店に進出、今年中に本格展開へ
  2. Vowがシンガポールで培養ウズラ肉の販売認可を取得、今月レストラ…
  3. 英培養肉企業Ivy Farmとバイオテック企業BSF Enter…
  4. 培養肉企業MeaTechがベルギーに培養脂肪のパイロット工場を建…
  5. 大手プロテインブランドMyproteinが精密発酵タンパク質を使…
  6. 菌糸体由来のブロック肉を開発するMeati FoodsがD2C販…
  7. 米SCiFi Foodsが培養牛肉製品で初のLCAを実施、環境メ…
  8. ジャガイモで乳タンパク質を開発|イスラエルのFinally Fo…

精密発酵レポート好評販売中

おすすめ記事

豆を使わずに合成生物学でコーヒーを開発するCompound Foodsが約5億円を調達

コーヒー豆を使わずにコーヒーを生産する米Compound Foodsがシードラウ…

微生物とAIで新素材を発見するKingdom Superculturesが約28億円を調達

天然の微生物を組み合わせて新しい素材を開発する米Kingdom Supercul…

分子農業企業Moolec Scienceが豚タンパク質を作る大豆「Piggy Sooy」を発表

イギリスの分子農業スタートアップMoolec Scienceは先月、動物タンパク…

鶏を使わずに卵白タンパク質を開発するフィンランド企業Onego Bioが約12億円のシード資金を調達

精密発酵により卵白タンパク質を開発するフィンランド企業Onego Bioはシード…

BioBetterはタバコ植物を活用して培養肉用の成長因子を開発、培養肉のコスト削減に挑む

イスラエルのバイオテクノロジー企業BioBetterは、植物のタバコを活用し、培…

じゃがいもを原料に代替チーズソースを開発したLoca Foodとは

現在、プラントベースの代替チーズの原料は、カシュー、アーモンド、ココナッツ、大豆…

Foovoの記事作成方針に関しまして

【2024年】培養魚企業レポート好評販売中

精密発酵レポート好評販売中

Foovo Deepのご案内

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

▼運営者・佐藤あゆみ▼

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

最新記事

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,671円(04/27 12:15時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(04/26 21:33時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(04/27 01:03時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(04/27 18:06時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(04/27 10:48時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(04/26 21:03時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP