スマートキッチンサミット2020には10社のスタートアップが登場した。
その1つ、インドのNymbleが開発したJuliaに注目したい。
ジュリアといっても人間ではなく、AIと機械学習を活用した料理ロボットだ。
料理ロボットというと大きなものを想像しがちだが、ジュリアはコンパクトで場所を取らない。
ジュリアに調味料をセットし、カットした材料を各チャンバーにいれると、あとはロボットアームが動いて、鍋の中の材料を混ぜながら、自動で料理してくれる。鍋やボウルで作れるものは基本的に何でも作れるという。
ジュリアは混ぜる、焼く、煮るなどのプロセスを自動化しただけではない。