シンガポールを拠点とするSophie’s BioNutrientsは、微細藻類を活用した代替チーズを開発した。これは同社が今年5月に発表した微細藻類ベースの代替ミルクを使用しており、シンガポールのIngredion Idea Labsイノベーションセンターとの共同開発による。
本物のチェダーチーズを模倣した代替チーズは、トーストにのせて溶かしたり、スライスしてサンドイッチに挟んだりできる。
同社は、微細藻類のタンパク質粉末を使用して、適度に硬いチーズとチーズスプレッドの2タイプを開発した。適度に硬い代替チーズの場合、約28グラム(1オンス)あたり1日に推奨されるビタミンB12摂取量の2倍を摂れるという。
共同創業者兼CEOのEugene Wang氏は「微細藻類は地球上で最も栄養価が高く、汎用性の高い資源の1つだ。本日、このスーパーフードが提供できる無限の可能性を示すことができた」とコメントしている。