Foovo Deep

GOOD Meat、世界最大の培養肉用バイオリアクターの製造へ

 

イート・ジャストの培養肉部門GOOD Meatはバイオプロセス機器のリーディングカンパニーであるABECと7年間にわたる独占的パートナーシップを締結した

提携では、鶏類および哺乳類の細胞を培養するための「最大のバイオリアクター」を設計、製造、設置、委託する。

出典:GOOD Meat

4階建ての高さに匹敵する大型バイオリアクターの容量は25万リットルとなり、10基がアメリカに建設予定の大規模工場に導入される。この工場の建設場所は3ヶ月以内に選定され、2024年後半に操業を開始する。当面は鶏肉と牛肉を生産するという。

本格稼働すると最大3000万ポンド(約13,700トン)の培養肉を生産できるようになる。

「20万リットル以上のバイオリアクターが必要」

出典:GOOD Meat

ABECは上記大規模工場のほかに、GOOD Meatの他の生産施設で使用するバイオリアクターの製造も担当する。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

アイキャッチ画像の出典:GOOD Meat

 

関連記事

  1. 培養肉のコスト削減を目指すProfuse Technologyが…
  2. 米Matrix F.T.が独自マイクロキャリアで作成した培養鶏肉…
  3. 2023年精密発酵業界の全貌:認可企業の動向、2024年予測、C…
  4. 代替ハチミツの米MeliBioが約6.7億円を調達、今春より生産…
  5. 培養カカオを開発するCelleste Bioが約6.8億円を調達…
  6. 一正蒲鉾がインテグリカルチャー、マルハニチロと培養魚肉の共同研究…
  7. 二酸化炭素を使用して代替脂肪を開発するスウェーデンのGreen-…
  8. スウェーデンのMillow、オーツ麦と菌糸体でつくる代替肉の大規…

おすすめ記事

New Cultureが世界で初めて精密発酵カゼインでGRAS自己認証を発表

精密発酵でカゼインを開発する米New Cultureが、世界で初めて精密発酵カゼ…

スイスのPlanted、発酵技術を使用した植物性ステーキを欧州3カ国で発売

欧州の代表的な植物肉企業であるスイスのPlantedは先月、独自の発酵プロセスを…

イスラエルのEver After Foodsが「破壊的な」培養肉生産プラットフォームを発表

費用対効果の良い培養肉生産プラットフォームを開発するイスラエル企業Ever Af…

精密発酵で着色料を開発するMichromaが約8.4億円を調達

精密発酵により持続可能な天然着色料を開発するMichromaは今月、シードラウン…

ポーランド企業Fresh Insetセミナー動画(英語)|2024年4月開催

今月23日、フードロス対策に取り組むポーランド企業Fresh Insetをお招き…

米MeliBioが欧州進出を拡大、植物性ハチミツをスイスとオーストリアで発売

米MeliBioが開発した植物性のビーガンハチミツが、イギリスでの発売に続き、ス…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

最新記事

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,707円(07/11 15:27時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(07/12 01:27時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(07/12 05:24時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(07/11 21:30時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(07/11 13:30時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(07/12 00:37時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP