Foovo Deep

イスラエル企業Ansāが開発した電波を利用したコーヒー焙煎機e23

 

イスラエルのスタートアップ企業Ansāが開発したコーヒー焙煎機e23によって、職場、家庭のコーヒーがさらにおいしく、環境に配慮されたものになりそうだ。

e23は、電子レンジで使用される誘電加熱の原理をコーヒー豆の焙煎に適用したもので、自宅に届いたコーヒー生豆を、騒音や煙を心配することなく焙煎できる。

公式サイトによると、特許出願中のAnsāの焙煎技術は、誘電加熱に基づく革新的方法により、エネルギーを付与して豆を活性化し、芯から殻まで完璧に焙煎する。人間に代わりAIが管理する自律的な焙煎プロセスにより、一貫した均質な焙煎が可能となる。

この新しいアプローチにより、コーヒーを飲みたいときにその場で焙煎できるようになる。周囲への熱の影響、騒音、煙などの心配もないという。

豆を内側から外側へ焙煎するe23

出典:Ansā

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Ansā

 

関連記事

  1. 精密発酵で代替パーム油を開発するC16 Biosciencesが…
  2. Nature’s Fyndの微生物発酵によるタンパク質「Fy」が…
  3. 食品業界の共通課題に挑む 「未来型食品工場コンソーシアム」、原料…
  4. 量子ドットを活用して温室フィルムを開発するUbiQD、電気を使わ…
  5. 細胞培養によるカキを開発するアメリカ企業Pearlita Foo…
  6. 米Algae Cooking Club、微細藻類由来の食用油を発…
  7. ゲノム編集で食・農業の変革を目指す米Pairwiseが新たな戦略…
  8. 培養肉の進展と課題-タフツ大学デイビッド・カプラン教授が都内で講…

おすすめ記事

ビール酵母をアップサイクルして代替タンパク質を開発するRevyve、今年商用生産を開始予定

代替タンパク質開発において、アップサイクルを取り入れる企業が増えている。…

AQUA Cultured Foods、シカゴの高級レストランで代替シーフードの提供を開始|創業者インタビュー

持続可能な代替シーフードを開発する米AQUA Cultured Foodsの代替…

おがくずと微生物で脂肪を開発するエストニア企業ÄIOが約1.4億円を調達

エストニアの代替油脂スタートアップ企業ÄIOは今月、100万ユーロ(約1億400…

Hyphenが世界初のロボットメイクラインを発売、レストラン作業を効率化

カリフォルニアを拠点とするHyphenは、外食産業向けの新しいキッチンプラットフ…

中国の細胞性食肉企業Joes Future Food、中国・シンガポール当局と協議進める|第7回細胞農業会議レポート

丁世杰氏 Foovo(佐藤)撮影中国の細胞性食肉(培養肉)企業Joes Future Foodの…

ベルギー発のFishway、細胞培養で魚の鯛由来のバイオマスを開発—乳児用食品市場に注力

Fishway共同創業者のSam Van de Velde氏 オランダ、アムステルダムにて(2024…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

最新記事

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(11/04 16:12時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(11/05 02:47時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(11/05 06:20時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(11/04 22:12時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(11/04 14:13時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(11/05 01:31時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP