ゲノム編集技術を活用して持続可能な熱帯作物を開発するイギリスのTropic Biosciencesが先月、シリーズCラウンドで3500万ドル(約46億6000万円)を調達した。
スイスのベンチャーキャピタルBlue Horizonがラウンドを主導し、ADQ、Bloom8、Slyviews Life Science、Sucden Ventures、Tekfen Venturesが参加した。
このラウンドは2850万ドルを調達した2020年のシリーズBラウンドに続くものとなる。
Tropic Biosciencesは最先端のイノベーションを最も必要とされる作物や地域に活用するという使命のもと、ゲノム編集技術を活用して、熱帯作物における栽培効率、消費者の健康増進、持続可能性の向上に努めている。
同社は現在、バナナ、コーヒー、米という主要な熱帯作物に焦点をあてている。
ゲノム編集でバナナ、コーヒー、米の栽培効率を高める
Tropic Biosciencesがバナナ、コーヒー、米など主要な熱帯作物に焦点をあてる理由は、その影響範囲にある。
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アイキャッチ画像の出典:Tropic Biosciences