Foovo Deep

ダノンが精密発酵企業Imagindairyに出資、細胞農業企業では2社目

 

イスラエルの精密発酵企業Imagindairyは先月、大手乳業メーカーであるダノンのベンチャー部門Danone Manifesto Venturesから出資を受けたことを発表した（出資額は非公開）。

ダノンが精密発酵企業Imagindairyに出資

イスラエルの精密発酵企業Imagindairy 出典：Imagindairy

ダノンは先月、細胞培養により代替母乳を開発するWilkに約2億6000万円を出資し、粉ミルク用の培養母乳成分開発を検討していることを明らかにした。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

精密発酵のImagindairy、シードラウンドの資金調達を約35億円で完了
2022/05/25
精密発酵のImagindairy、シードラウンドの資金調達を約35億円で完了
精密発酵で乳製品を開発するイスラエル企業Imagindairyは18日、シードラウンドで追加の1500万ドル（約19億円）を調達したことを発表した。 これは昨年11月の1300万ドル（約16億円）に続くもの...
ダノンが細胞培養母乳を開発するイスラエル企業Wilkに出資
2023/04/18
ダノンが細胞培養母乳を開発するイスラエル企業Wilkに出資
大手乳業メーカーのダノンは今月、細胞培養により代替母乳を開発するイスラエル企業Wilkに200万ドル（約2.6億円）を出資した。 ダノンが主導するラウンドには、イスラエルの培養肉企業Steakholder ...
Remilkがイスラエルで初めて精密発酵タンパク質の認可を取得
2023/04/29
Remilkがイスラエルで初めて精密発酵タンパク質の認可を取得
後半のスライドに一部誤りがありましたので、正確な情報に修正しました。初期の情報に誤りがあり大変失礼いたしました（2025年11月11日） 精密発酵でアニマルフリーな乳タンパク質を開発するイスラエルのRemi...
牛に頼らず酵母で乳タンパク質を再現するフランス企業Bon Vivant
2022/04/11
牛に頼らず酵母で乳タンパク質を再現するフランス企業Bon Vivant
フランス、リヨンを拠点とするスタートアップ企業Bon Vivant（ボン・ビバント）は、アニマルフリーな乳タンパク質の欧州市場投入に向けて取り組んでいる。 Bon Vivantは、オーツ麦、大豆、アーモンド...
精密発酵セミナー動画－2023年4月開催－
2023/04/20
精密発酵セミナー動画－2023年4月開催－
2023年4月に開催した精密発酵セミナーの視聴用ページです。 会員の方だけ視聴いただけます。 関連するお知らせ ...

アイキャッチ画像の出典：Imagindairy

 

関連記事

  1. 米Uprootによる大学向けの植物ミルクディスペンサー｜植物ミル…
  2. 英Hoxton Farmsがロンドンに培養脂肪のパイロット工場を…
  3. オランダの培養肉企業Meatableが約51億円を調達、来年にシ…
  4. 英Ivy Farm、欧州最大の培養肉パイロット工場をオープン
  5. ゲノム編集で食・農業の変革を目指す米Pairwiseが新たな戦略…
  6. 精密発酵スタートアップが欧州の「不透明な」規制枠組みの改善に向け…
  7. Upside Foodsが業界史上最大の約510億円を調達、年内…
  8. ドイツ企業Infinite Rootsの菌糸体由来肉が韓国上市へ…

おすすめ記事

GOOD Meat、シンガポールでアジア最大の培養肉工場を着工

イート・ジャストの培養肉部門GOOD Meatは10日、シンガポールでアジア最大…

精密発酵で着色料を開発するMichromaが約8.4億円を調達

精密発酵により持続可能な天然着色料を開発するMichromaは今月、シードラウン…

培養肉でメキシコ初のスタートアップMicro Meatは量産化段階にはいる

細胞農業の進歩により培養肉がスーパーの棚に並ぶ日も近いのかもしれない。M…

米Brown Foodsが培養全乳「UnReal Milk」を発表｜研究室での生成に成功

2025年3月7日更新2021年に創業したボストンに拠点を置くスタートア…

まだ食べられる食品を定期宅配するImperfect Foodsが約99億円を調達

アメリカ農務省（USDA）によると、アメリカでは供給される食料の30－40％が廃…

モサミートが培養肉の工業生産に向けて生産施設を拡大

オランダの培養肉企業モサミート（Mosa Meat）は先月、生産施設を7,340…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

最新記事

  1. イスラエルの細胞性食品スタートアップBeliever Meatsが事業停止｜工場建設費をめぐる係争の末に
  2. 電気刺激で動く培養ウナギを確認──北里大×阪大の研究チーム、細胞性魚肉研究で新成果
  3. The Protein Breweryのマイコプロテイン、EU新規食品審査の第一関門を通過｜EFSAが安全性を認める
  4. 細胞性食品の安全性評価、理論と実務のはざまで──国際専門家が語った「既知」と「未知」の線引き【国際会議レポート】
  5. スウェーデンのMelt&Marble、精密発酵脂肪で約13億円を調達｜2026年にパーソナルケアから商用化へ
  6. 英国、培養肉など細胞性食品の初の安全性ガイダンスを公開｜2026年中に6テーマの技術ガイダンス整備へ
  7. 熊本のトイメディカル、塩分吸収を抑える「塩分オフセット技術」で3億円を調達
  8. チョコレートメーカーのFazer、代替チョコで初の本格生産を実施｜限定品を実食レビュー
  9. AIで副産物を高付加価値化｜スペインのMOA Foodtechが発酵由来の代替卵粉末「MOA Q5」を発表
  10. デンマークのChromologicsが約12億円を調達、赤色3号撤回で精密発酵着色料の商用化が現実味

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

▼会社概要▼

＞有料会員サービス「Foovo Deep」

 

＞運営会社・運営者について

 

＞LinkedIn

 

＞Twitter

 

＞Instagram（図解フードテック）

 

＞Facebook

 

Foovoセミナー（年3回開催）↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業　培養肉を創る

夢の細胞農業　培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(12/13 16:23時点)

Amazon楽天市場

Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か？ (岩波ブックレット)

培養肉とは何か？ (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(12/14 03:04時点)
発売日: 2022/12/06

Amazon楽天市場

Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命　世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命　世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(12/14 06:39時点)
発売日: 2020/07/23

Amazon楽天市場

Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(12/13 22:24時点)
発売日: 2020/08/22

Amazon楽天市場

Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(12/14 14:23時点)
発売日: 2020/01/09

Amazon楽天市場

Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(12/14 01:44時点)
発売日: 2022/02/20

Amazon楽天市場

Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP