アメリカのバイオテック企業Shiruは今月、AIを活用した最初の食品原料の商用化を発表した。最初の製品は、Shiruが今年3月に発表した植物性代替脂肪「OleoPro」となる。
「OleoPro」は、室温で形状を保持でき、調理すると茶色に変わるもので、植物由来の代替肉にジューシーな口当たりをもたらすという。一般に使用される構造化された脂肪と比較して、飽和脂肪酸を最大90%削減している。
ShiruがAIプラットフォームで開発した最初の製品を商用化
プレスリリースによると、ShiruはAIを活用することで、わずか数ヵ月で、「第1世代の合成生物製品(Synbio 1.0)」のごくわずかなコストで「OleoPro」を開発し、商用化まで達成した。
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アイキャッチ画像の出典:Shiru