Foovo Deep

伝統的なチーズ製法で植物チーズを開発するデンマーク企業FÆRM

 

デンマークのフードテック企業FÆRMは、伝統的なチーズ製造プロセスと酵素の力で、マメ科植物からさまざまな代替チーズを製造する方法を発見した。

公式サイトには、「レンネットが牛乳を凝固させるように、植物ミルクを凝固させる酵素はこれまで発見されていませんでした。私たちは試験、研究、根気、純粋なまでの挑戦により、豆類のドリンクを牛乳のように凝固できる酵素ソリューションを発見しました」と書かれている。

伝統的なチーズ製造プロセスで作る植物チーズ

出典:FÆRM

2020年に設立されたFÆRMはマメ科タンパク質、植物油脂など植物成分を使用して代替チーズを開発している。同社は今年、マメ科植物から代替チーズを作る製法で特許を取得した。

特許明細書によると、

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

アイキャッチ画像の出典:FÆRM

 

関連記事

  1. オランダのモサミート、培養脂肪で英国初の承認申請を提出
  2. CellMeatは自社開発したウシ胎児血清フリーの培地を用いて細…
  3. フランスのStanding Ovation、味の素と精密発酵カゼ…
  4. 1つのカカオ豆から年間1.5トンの培養カカオ──イスラエル企業K…
  5. 英当局、培養肉の規制サンドボックスプログラムを始動-安全性とイノ…
  6. 二酸化炭素から代替タンパク質を開発するJooulesが約1.5億…
  7. 米ビヨンドミート、初の菌糸体ステーキ「Beyond Steak …
  8. 極限環境微生物で代替パーム油を開発するシンガポール企業Biteb…

おすすめ記事

培養うなぎセミナー動画(北里大学・池田大介先生)|2023年9月開催

今月7日、培養うなぎの開発に取り組む北里大学海洋生命科学部の池田大介准教授にFo…

世界の培養肉・培養魚企業の工場開設と販売状況の今をクローズアップ──Foovo独自調査【2025年8月】

出典:Wildtype培養肉の量産に向けた動きが活発化している。2025年7月にはBelieve…

Steakholder Foodsのバイオインク活用”植物魚”がイスラエルで初の小売展開──ハイブリッド培養肉への布石

2025年7月18日追記3Dプリンターで代替肉・魚を開発するイスラエルのSteakholde…

ドイツのVeganz、シート状のオーツミルク製品「Mililk」を米国に輸出開始へ|代替ミルクで広がる“水を運ばない”潮流

出典:Veganz GroupドイツのVeganz Groupは先月、子会社のMililk Fo…

米Compound Foods、豆を使わないコーヒー・カカオの原料プラットフォームを発表|コーヒーとカカオの代替、先に広がるのはどちらか?

出典:Compound Foodsサンフランシスコを拠点とするCompoun…

ドイツ企業Kynda、食品副産物を活用した「廃棄物ゼロ」の菌糸体バーガーを見本市で発表

菌糸体生産のB2Bソリューションを開発する独Kyndaは今月、ドイツ、ハンブルグで開…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

最新記事

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(12/20 16:25時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(12/21 03:06時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(12/21 06:41時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(12/20 22:26時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(12/21 14:26時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(12/21 01:48時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP