Foovo Deep

オーストラリアの代替肉企業v2foodが微細藻類由来のヘム様成分を発表

 

オーストラリアの植物肉企業v2foodは今月、シドニーで開催されたイベントSXSW Sydneyで、紅藻から持続可能な方法で作成された天然成分「RepliHue」を発表した。

リンクトインの発表によると、「RepliHue」は動物肉と同じ時間・温度で植物タンパク質の色を変える成分となる。

同社は「RepliHue」について、「料理に期待する本格的でおなじみの調理体験を確実にもたらすもの」だと述べている。「RepliHue」は、v2foodが2年以上前から開発に取り組んできたヘム様成分とみて間違いないだろう。

v2foodは「RepliHue」の詳細に言及していないため、申請書、特許から「RepliHue」について読み解いてみた。

オーストラリア・ニュージーランド当局に新規食品申請

出典:v2food

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

アイキャッチ画像の出典:v2food

 

関連記事

  1. 大手食肉加工のJBS、ブラジルで培養タンパク質の研究施設建設を開…
  2. プラスチック使用削減のために食用スプーンを開発したIncrEDI…
  3. 微生物発酵で赤色着色料を開発するChromologicsが約8億…
  4. Remilkがデンマークに世界最大の精密発酵工場建設を発表
  5. ダノンとBrightseedが提携を拡大、AIを活用して植物の隠…
  6. ポーランドNapiFerynがなたね油粕から代替タンパク質Rap…
  7. ドイツのBluu Seafoodが欧州で初めて培養魚製品を発表、…
  8. 代替肉の「テスラ」を目指す上海の代替肉企業YouKuaiが約7.…

おすすめ記事

細胞培養で母乳を開発するTurtleTreeがラクトフェリン粉末を最初の商品とすることを発表

シンガポールを拠点とするTurtleTreeが、最初に商用化される商品がヒトラク…

発酵技術で代替シーフードに挑むAqua Cultured Foodsがプレシードで約2億4000万円を調達

微生物発酵でシーフードを開発する米Aqua Cultured Foodsがプレシ…

豆を使わずに合成生物学でコーヒーを開発するCompound Foodsが約5億円を調達

コーヒー豆を使わずにコーヒーを生産する米Compound Foodsがシードラウ…

韓国・慶尚北道、韓国初の培養肉研究センターの設立へ—2027年完成予定

2025年3月22日更新:当初の記事で培養肉が実際に提供された地域に”香港”が抜けておりましたので追…

スイス初の培養肉企業Mirai Foodsが初の資金調達、培養肉の市販化を目指す

スイスの培養肉企業Mirai Foodsが初となるシードラウンドで210万スイス…

香港IXON社が肉を2年間常温保存できるASAP技術を開発

香港のスタートアップIXON Food Technologyは画期的な食品保存方…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

最新記事

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(11/06 16:13時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(11/07 02:48時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(11/07 06:20時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(11/06 22:12時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(11/06 14:13時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(11/07 01:31時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP