Foovo Deep

韓国のEverything But、ペットフードを使った培養肉の高級市場開拓へ|創業者インタビュー

Everything But創業者/CEOのYoonchan Hwang氏 オランダ、アムステルダムにて(2024年10月)

2024年10月28日 情報を追記・一部修正しました

「私は以前、韓国の培養肉企業Seawithに勤務していましたが、ペットフード向けの提案が受け入れられず、起業しました」と語るのは、培養ペットフードのスタートアップEverything Butの創業者・CEO(最高経営責任者)、Yoonchan Hwang氏だ。

Hwang氏は培養ひき肉を高級市場にする唯一の方法はペットフードであり、この技術が将来的には人間用の食品にも応用可能だと見る。

同社は現在、細胞がほぼあらゆる条件で増殖できるようにするための研究開発に力を入れており、2025年の韓国での発売を目指している。オランダ、アムステルダムで開催されたThe Future Production of Proteinで同氏にインタビューした。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

インタビュー実施時期:2024年10月24日

 

関連記事

アイキャッチ画像はFoovo(佐藤)撮影

 

関連記事

  1. ゲイツ氏、ベゾス氏が支援するNature’s Fyn…
  2. 連続細胞培養技術を開発する英CellulaREvolutionが…
  3. 細胞培養により牛乳を開発するBrown Foodsが約3.2億円…
  4. 米Checkerspot、微細藻類を活用したヒト乳脂肪類似体を開…
  5. FAOとWHOが培養肉の安全性に関する新レポートを発表
  6. 精密発酵で天然着色料を開発するPhytolonがギンコ・バイオワ…
  7. 植物性チキンナゲットのNowadaysが事業を停止
  8. 細胞農業によるキャビア製造でGeneus Biotechがヴァー…

おすすめ記事

世界初の培養サーモン、米国で認可──WildtypeがFDAの「質問なし」レターを取得、オレゴン州ポートランドで販売開始

アメリカ、オレゴン州ポートランドの住民は、これまでにない新しいサーモンを味わう機…

米食品大手Mars、CRISPRでカカオ開発加速へ──Pairwiseとゲノム編集技術のライセンス契約を締結

出典:Marsカカオ豆の高騰が続くなか、米食品大手のMarsが新たな一手を打った。スニッ…

Next Prime Food発足: 大企業とスタートアップの“共創の壁”を越えるエコシステム構築へ

フードテック分野で大企業とスタートアップの事業共創を加速する一般社団法人「Nex…

Upside Foods、シカゴ近郊に商用規模の培養肉工場を建設する計画を発表

アメリカの培養肉企業Upside Foodsは、イリノイ州シカゴ近郊のグレンビュ…

食肉大手JBSが培養肉に参入、培養肉企業BioTech Foodsの買収で合意

ブラジルの食肉加工世界最大手JBSは18日、スペインの培養肉企業BioTech …

マメ科植物の種子から植物性ホイップクリームを開発するANDFOODSが約4億円を調達

ニュージーランドのフードテック企業ANDFOODSは、マメ科植物の種子からアニマ…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

最新記事

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,707円(09/18 15:54時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(09/18 02:17時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(09/18 05:56時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(09/18 21:56時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,980円(09/18 13:52時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(09/19 01:12時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP