微生物発酵技術によるアニマルフリーな乳製品開発が盛り上がる中、イスラエルのスタートアップImagindairyが新たにこのリストに加わった。
Imagindairyは遺伝子組換えされた酵母を活用して「本物と見分けがつかない真の乳タンパク質」を開発している。
具体的には、ホエイとカゼインという乳タンパク質を構成する重要なタンパク質を開発している。
微生物発酵の中でも「精密発酵」という技術で作られるImagindairyの乳タンパク質は、遺伝子組換え食品を含まず、コレステロール、乳糖を含まない。
それでありながら、同じ食感、栄養価、風味を実現している。
Imagindairyによると、同社の微生物発酵による乳タンパク質は、牛由来の乳製品に匹敵するタンパク質含有量、カルシウムを含むミネラル組成を実現している。
食品メーカーはImagindairyの乳タンパク質を製品に組み込むことで、動物由来の乳製品に匹敵するタンパク質含有量、栄養プロファイル、食感をもつアニマルフリーなチーズ、ヨーグルト、ミルクなどの乳製品を生産できるようになる。