代替プロテイン

ビヨンドミートが中国ECに初進出、中国市場向けの代替豚肉「ビヨンドポーク」を販売開始

2022年1月セミナーはこちらから▼

 

アメリカの代替肉ビヨンドミートが中国ECサイトでの販売を開始した。

中国ECサイト大手の1つ、JD.comで先月、中国市場向けに開発したビヨンドポーク(代替豚肉)を含む代替肉商品を発売した。

ビヨンドミートが中国ECサイトに参入するのはこれが初となる。

JD.comではビヨンドポークのほか、ビヨンドビーフ(代替牛肉)、ビヨンドバーガー(代替パテ)も販売される。7月15日より、上海、北京、広州、深圳など一部の都市で販売を開始した。今後、300都市にまで販売エリアを拡大する予定。

JD.comのビヨンドミートの店舗ページ 出典:ビヨンドミート

JD.comは中国の2大ECサイトの1つ。ビヨンドミートのECサイト参入は、中国本土での存在感を高めるうえで重要な動きとなる。

今回のECサイト参入の約1年半前、ビヨンドミートは中国スターバックスで取り扱いをスタートした。

ビヨンドミートはAlibabaが運営するスーパーHemaなどでも取り扱われているが、ECサイトでの発売はこれが初となる。

現時点では一部主要都市での取り扱いだが、300都市まで拡大すれば、中国全土の消費者にリーチできるようになる。

ビヨンドミートは4月に、上海近郊の嘉興経済技術開発区(JXEDZ)に工場を開設した。これは米国外で最初の海外工場となる。同工場では現在、中国市場向けにビヨンドビーフ、ビヨンドバーガー、ビヨンドポークを生産している。

出典:ビヨンドミート

従来のビヨンドバーガー、ビヨンドビーフはエンドウ豆、緑豆などを原料としているが、ビヨンドポークは大豆、米を原料としており、畜産豚肉と比べて、飽和脂肪酸を半分にカットしている。

ビヨンドポークは昨年11月に上海のレストランで期間限定で提供されたのち、今回のECサイト進出により幅広い消費者に提供されることとなる。

中国ではアフリカ豚コレラによる豚肉価格の高騰、供給不足、豚の大量殺処分が問題視されており、豚肉の大部分を国内産でまかなってきた中国市場を狙って、ビヨンドミートのほかにも参入する企業はいる。

出典:ビヨンドミート

最近では、オーストラリアを代表する代替肉企業v2foodが中国市場進出ヘ向けて、中国市場向けに代替豚肉を開発している。同社は中国の拠点を正式にオープンしている。

代替卵・培養肉を開発するイート・ジャストは、Alibabaが運営するTmall(天猫)、JD.comで代替卵JUST Eggを販売するほか、今年1月には中国大手ファーストフードDicosの卵にも採用されている。

ネスレは天津の生産工場で、中国向け植物肉ブランドHarvest Gourmet(ハーベストグルメ)の生産を昨年12月にスタートしている。

 

参考記事

BEYOND MEAT LAUNCHES NEW E-COMMERCE SITE ON JD.COM, MAKING ITS PRODUCTS MORE WIDELY ACCESSIBLE ACROSS CHINA

Beyond Meat Doubles Down on China with JD.com and Vegan Pork Launch

Beyond Meat Unleashes Beyond Pork in China with New DTC E-Commerce Site

 

おすすめ記事

アイキャッチ画像の出典:ビヨンドミート

 

2022年1月セミナーはこちらから▼

 

***無料レポートプレゼントのご案内***

無料メールマガジンに登録いただいた方限定で、 

国内外の培養肉開発に取り組む企業をまとめたレポートを無料でお配りしております。

●全66社

●全15ページ

の無料レポートです。

登録は1分で終わりますので、ぜひこの機会にご利用ください。

メールマガジンにご登録いただいた方には、 週1~2回フードテックの最新ニュースをお届けしております。

↓↓↓↓↓

メールマガジン登録はこちらから

 

>> <<

関連記事

  1. 植物性チーズを開発するスウェーデン企業Stockeld Drea…
  2. 大豆ミートを食べてみた感想【意外とおいしい】
  3. スターバックスがパーフェクトデイの代替ミルクを試験導入
  4. バーガーキングのプラントベースワッパーを食べた感想【何度でも食べ…
  5. 培養魚を開発するBlueNaluが史上最大の約62億円を調達、パ…
  6. 牛を使わずにモッツアレラチーズを開発する米New Culture…
  7. 培養肉用の食用足場を開発する米Matrix Meatsがシードラ…
  8. 香港グリーンマンデーのヴィーガンカフェGreen Commonが…

おすすめ記事

アニマルフリーなチーズを作るChange Foodsが約2.3憶円のシード資金を調達

精密発酵でアニマルフリーなチーズを開発するChange Foodsが、シードラウ…

代替肉の「テスラ」を目指す上海の代替肉企業YouKuaiが約7.9億円を調達

「10年前にテスラが登場したとき、テスラは車を持つ人すべてをターゲットにはしていませ…

フードデリバリーの「Google」、デリバリー各社を比較・検索できる統合アプリMealMeとは

フードデリバリーを頼むとき、多くの人がさまざまなプラットフォームを使って、何を注…

代替母乳のTurtleTree、カリフォルニアに研究施設開設を発表

細胞農業により代替母乳を開発するシンガポール企業TurtleTreeは、カリフォ…

モサミートがEUから助成金を授与、Nutrecoと共同で培地コストの1/100削減を見込む

オランダの培養肉企業モサミートと同社のパートナー・投資会社であり水産飼料大手Nu…

イスラエルのFuture Meatが培養肉の生産コスト削減に再び成功

イスラエルの培養肉スタートアップFuture Meatが、培養鶏肉の生産コスト削…

Foovoセミナーのお知らせ

▼聞き流しフードテックニュース▼

▼運営者・佐藤あゆみ▼

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業66社をまとめたレポート(全15ページ)を無料でお配りしております。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

最新記事

フードテックを理解するのに役立つ書籍

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(01/16 16:27時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(01/16 10:13時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,881円(01/15 21:23時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP