微生物発酵により代替肉や代替乳製品を開発するアメリカ企業Nature’s Fyndは先月、同社のタンパク質Fyを使った朝食用パテが今月より、一部のホールフーズで発売されることを発表した。
Fyは、イエローストーン国立公園の熱水泉に生息する極限環境微生物を使って開発されたもので、今回の発表は、昨年2月のクリームチーズ・パテ完売、7月の3億5000万ドル(約385億円)という大型調達に続くニュースとなる。
菌類由来の代替肉、ホールフーズでデビュー
アメリカ在住者は今月より、カリフォルニア州、アリゾナ州、ワシントン州、オレゴン州、アイダホ州、ハワイ州、ネバダ州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州の10の州にあるホールフーズで、Fyを使った朝食用パテ「Nature’s Fynd Meatless Breakfast Patties」を購入できる。
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アイキャッチ画像の出典:Nature’s Fynd