Foovo Deep

培養魚のWanda Fishがタフツ大学と独占的ライセンス契約を締結

 

イスラエルの培養魚スタートアップWanda Fishは、培養魚の開発でタフツ大学(アメリカ、マサチューセッツ州)と2つの契約を締結したことを発表した

Wanda Fishはライセンス契約に基づき、細胞農業をリードするタフツ大学研究者David Kaplan氏の魚細胞培養における知的財産の独占的使用権を獲得した。さらに、2年間のスポンサー付き研究契約も交わされ、Wanda FishはKaplan氏の培養魚生産の研究プログラムを支援する。

細胞農業の第一人者であるKaplan氏とのパートナーシップは、設立間もないWanda Fishの研究開発を前進させる促進剤となる。

イスラエル・イノベーション庁が設立を支援

出典:Wanda Fish

昨年、イスラエルでは培養魚の開発に焦点をあてるスタートアップ企業が4社設立された。Wanda Fishはその1社となるが、タフツ大学との提携によりヘッドスタートを切った。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Wanda Fish

関連記事

  1. 代替卵「JUST Egg」の欧州導入に向け、イート・ジャストとV…
  2. ADMがAir Proteinと空気タンパク質を使用した代替肉の…
  3. じゃがいもを原料に代替チーズソースを開発したLoca Foodと…
  4. 培養フォアグラを開発する仏Gourmey、EUで初めて培養肉の承…
  5. ビル・ゲイツも出資|細胞培養により代替母乳の開発を目指すBiom…
  6. パーフェクトデイ、精密発酵の「biology-as-a-serv…
  7. 【世界初】米The Every Companyがアニマルフリーな…
  8. BioJapan2025で細胞性食肉の実物が複数登場—国内企業の…

おすすめ記事

Meatable、EU初の培養肉試食会をオランダで開催

オランダの培養肉企業Meatableは今月、欧州連合(EU)で初めて培養肉の試食…

細胞を培養して代替母乳を開発するTurtleTreeが約6億3千万円を調達

このニュースのポイント●代替母乳を開発するシンガ…

Fooditiveが精密発酵カゼインの工業生産の実現性を実証、欧州進出に向けて提携パートナーを探索

精密発酵でカゼインを開発するオランダ企業Fooditiveは試作製造が成功し、欧…

米培養肉企業New Age Eatsが閉鎖を発表「投資を呼び込めなかった」

アメリカの培養肉企業New Age Eats(旧称New Age Meats)は…

ソーラーフーズ、微生物タンパク質を使用したアイスクリームをシンガポールで発売

フィンランド企業ソーラーフーズは今月、二酸化炭素と微生物を活用して開発した代替タ…

Onego Bio、精密発酵卵白タンパク質で米国GRAS認証を取得、米国で2社目|先行企業EVERYとの特許係争も

出典:Onego Bioフィンランドのフードテック企業Onego Bioは今月22日、精密発酵で…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

最新記事

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(12/07 16:21時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(12/07 03:02時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(12/07 06:35時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(12/07 22:23時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(12/07 14:21時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(12/07 01:42時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP