Foovo Deep

オーストラリアのCauldron Fermが約9.3億円を調達、「より小さく、よりスマートな」アジア最大の精密発酵施設ネットワーク構築へ

 

オーストラリアに新たに設立された精密発酵スタートアップのCauldron Fermは先月、シードラウンドで1050万オーストラリアドル(約9億3000万円)を調達した。

昨今、精密発酵のスケールアップを支援する企業が増える中、Cauldronは最新の受託製造施設(CDMO)となる。同社は、「より小さく、よりスマートな」アジア最大の精密発酵施設ネットワークの構築を計画している。

Horizons Venturesと、オーストラリア産業イノベーション科学省傘下のオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)のベンチャーキャピタルMain Sequenceがラウンドを主導した。

Cauldronは調達した資金で、ニューサウスウェールズ州オレンジ市にある既存のパイロット工場を拡大し、全国的な生産ネットワークを構築するとしている。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Cauldron

 

関連記事

  1. 菌糸体からステーキ肉を開発するMeati Foodsが約55億円…
  2. 携帯可能なアレルギーセンサーを開発するAllergy Amule…
  3. 牛を使わずに本物と同等のカゼインを開発するエストニア企業ProP…
  4. 「麹菌で日本発のマイコプロテインブランドをつくる」|筑波大学・萩…
  5. スペイン政府がBioTech Foodsの主導する培養肉プロジェ…
  6. 代替タンパク質の普及促進を行う国際シンクタンクGood Food…
  7. 【現地レポ】シンガポール展示会(Agri-Food Tech E…
  8. ベルギーの精密発酵企業Paleoが約2.5億円のシード資金を調達…

おすすめ記事

米SCiFi Foodsが培養牛肉製品で初のLCAを実施、環境メリットを証明

培養牛肉を開発するアメリカ企業SCiFi Foodsは、培養牛肉製品について初と…

国内初|グリーンカルチャーが植物性ゆで卵の開発に成功

植物肉Green Meatで知られる日本のスタートアップ企業グリーンカルチャーが…

藻類で培養肉用培地のコストダウンを図る東京女子医科大学、培養廃液もリサイクル

2021年8月29日に第3回細胞農業会議(日本細胞農業協会・培養食料研究会主催)…

NoMy Japan、日本甜菜製糖などから約2億円を調達|てん菜副産物由来のマイコプロテイン技術の商用化を目指す

副産物を活用してマイコプロテインを生産するNoMy Japanは、大手製糖会社の…

BlueNaluがアジアへの培養魚販売に向けて三菱商事、タイ・ユニオンと提携

培養魚を開発するアメリカ企業BlueNalu(ブルーナル)が、三菱商事、アジアの…

植物食品のゲームチェンジ:Motif FoodWorksが植物性の伸びるチーズと霜降り肉技術の使用権を獲得

Motif FoodWorksは植物肉・植物チーズをより本物に近づける技術の独占…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

最新記事

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,707円(07/21 15:28時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(07/22 01:28時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(07/22 05:26時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(07/21 21:32時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(07/22 13:31時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(07/22 00:37時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP