Foovo Deep

CulNet Systemからイネ、微細藻類を活用した低コストで持続可能な培養液開発の今|第5回細胞農業会議レポート

 

培養肉の生産コストの大部分を占めるといわれるのが、細胞を育てるために必要な培養液だ。培養肉業界では現在、オランダのモサミートGOOD MeatCellXなど、開発初期に使用されていたウシ胎児血清(FBS)を使わない無血清培地の開発が進んでいる。

8月29日に日本細胞農業協会培養食料研究会により開催された第5回細胞農業会議では「培養液の未来-コストダウンとサステナビリティの展望-」とのテーマで、培養液の低コスト化に向けた国内のユニークな取り組み事例が発表された。

本記事では、インテグリカルチャーの羽生雄毅氏、NUProteinの南賢尚氏、東京女子医科大学先端生命医科学研究所の清水達也教授が発表した内容をお伝えする。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

アイキャッチ画像は、第5回細胞農業会議要旨集の表紙

 

関連記事

  1. 乳業大手フォンテラ、精密発酵・バイオマス発酵企業2社と提携(No…
  2. 微生物発酵で赤色着色料を開発するChromologicsが約8億…
  3. Believer Meats、培養肉の生産拡大に向けてGEAと戦…
  4. ビヨンドミートが代替ミルクにも参入か?ビヨンドミルクの商標を出願…
  5. ShiruがAIプラットフォームで開発した最初の製品「OleoP…
  6. おがくずと微生物で脂肪を開発するエストニア企業ÄIOが約1.4億…
  7. 分子農業で代替タンパク質と成長因子を開発するスタートアップ企業4…
  8. 味の素がイスラエルの培養肉企業スーパーミートに出資、培養肉の商用…

おすすめ記事

Upside Foodsが業界史上最大の約510億円を調達、年内の培養肉市販化を目指してスケールアップを加速

アメリカの培養肉企業Upside Foods(アップサイド・フーズ)がシリーズC…

Biokraft Foodsが、インドで初の培養肉試食会を開催|2024年の培養肉試食会を振り返る

培養肉・培養魚を開発するインドのスタートアップ企業Biokraft Foodsは…

チリのユニコーン企業NotCoが約259億円を調達、アメリカに続き欧州・アジアを目指す

代替ミルクなどプラントベース食品を開発するチリのユニコーン企業NotCoがシリー…

DouxMatokが砂糖の使用量を半分に減らしたIncredo Spreadsの販売を開始

イスラエルのスタートアップDouxMatokが開発した、少ない量でも甘さの変わら…

『ミート・ザ・フューチャー~培養肉で変わる未来の食卓~』が6月9日より都内で上映開始

地球が直面する食料危機、気候変動に対応するため、世界中で研究開発が進む培養肉。…

ニュージーランド企業Daisy Labが精密発酵ホエイのスケールアップ生産に成功

ニュージーランドの精密発酵企業Daisy Labは、10Lのバイオリアクターを使…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

最新記事

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

【2024年】培養魚企業レポート好評販売中

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,707円(05/09 15:05時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(05/09 00:56時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(05/09 04:56時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(05/08 21:05時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(05/09 13:11時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(05/09 00:11時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP