Foovo Deep

米Nepra Foods、製パン用の代替卵白粉末の商用生産を開始

 

コロラドを拠点とするNepra Foodsは、製パン卸売業者向けの独自の代替卵白粉末「EPB-ER1」の商用生産と工場内試験を開始したことを発表した。

EPB-ER1」は、既存の製品から卵を除去または削減したい製パンメーカー向けに販売される卸売製品となり、植物由来成分を使用して作成されている。

Nepra Foods、植物由来卵白粉末の商用生産を開始

出典:Chadwick White氏リンクトイン/Nepra Foods

現在、多くの植物由来代替卵が市販されているが、その多くはスクランブルエッグなど調理済み料理の味や食感を代替するよう設計されている。Nepra Foodsの「EPB-ER1」は、現在の鶏卵由来の卵白粉末から、アニマルフリーな代替品に切り替えたいと考えている製パン業者向けに特別に設計されたものとなる。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Chadwick White氏リンクトイン/Nepra Foods

 

関連記事

  1. ホールカットの植物サーモンを開発するOshi、年内にアメリカで発…
  2. 廃棄カリフラワー由来の植物アイスクリーム|EatKindaがニュ…
  3. 培養ハイブリッド肉を開発する米New Age Meatsが約2億…
  4. Yali Bioが精密発酵ココアバターの試作品を発表|精密発酵コ…
  5. 米The Every Company、精密発酵で作られた史上初の…
  6. 培養肉企業モサミートが約66億円を調達、新たに食肉メーカーからの…
  7. 培養肉生産の複雑さを乗り越える(Gelatex-Athanasi…
  8. イスラエルの培養肉企業Steakholder Foods、バイオ…

おすすめ記事

フードロス対策の次世代冷蔵庫「Tomorrow Fridge」、市場投入ならず|米スタートアップが事業継続を断念

青果物の鮮度を伸ばす冷蔵庫を開発していた米Tomorrowが、2025年4月23…

代替タンパク質を「ニッチ」から「定番」に:業界リーダーが語る普及戦略|欧州セミナーレポート

Foovo(佐藤)撮影プラントベース食品(植物由来食品)が一般消費者の「新しい常識」として根付く…

一正蒲鉾がインテグリカルチャー、マルハニチロと培養魚肉の共同研究開始を発表

一正蒲鉾は、培養肉のスタートアップ企業インテグリカルチャーとマルハニチロの3社で…

牛乳の全成分を含んだ培養ミルクを開発するカナダ企業Opalia

カナダ、モントリオールを拠点とするOpalia(オパリア)は、ウシ胎児血清(FB…

「米ぬか」をタンパク質源に:食糧と競合しない米タンパク質で収益性の高い稲作へ|FABEXセミナーレポ

畜産に伴う環境負荷、世界人口の増加による食料需要に対応するため、代替タンパク質は…

パーソナライズ化された次世代自販機のBolkが約5億円のシード資金を調達

次世代自販機を開発するBolkが、シードラウンドで400万ユーロ(約5億2000…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

最新記事

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(11/15 16:14時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(11/16 02:52時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(11/15 06:23時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(11/15 22:15時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(11/15 14:15時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(11/16 01:33時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP