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ドイツのProteinDistillery、ビール酵母由来タンパク質の工場建設を開始

 

ビール酵母から代替タンパク質を開発するドイツのProteinDistilleryは先月21日、ドイツ、ハイルブロンのKnorrCampusに建設する新工場(Protein Competence Center)の起工式を行った

この工場は2025年4月に稼働を開始し、年間最大200トンのビール酵母由来タンパク質「Prew:tein」の生産を目指す。

起工式にはジェム・オズデミル食料・農業大臣やハイルブロン市長のハリー・メルゲル氏、国会議員のゾーイ・マイヤー氏などが出席した。

ProteinDistilleryの共同創業者であるクリストフ・ピーター氏は、「1,000平方メートル未満の敷地で、鶏卵2,000万個に相当するタンパク質を生産します」と述べた。

ProteinDistillery、ビール酵母由来タンパク質の工場建設を開始

出典:ProteinDistillery

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アイキャッチ画像の出典:ProteinDistillery

 

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