出典:Pairwise
ゲノム編集技術を活用して農産物を開発する米Pairwise(ペアワイズ)は今年6月、国際トウモロコシ・コムギ改良センター(CIMMYT)と、CRISPR技術を適用したPairwise独自のゲノム編集プラットフォームFulcrumのライセンス契約を締結したと発表した。
CIMMYTは、トウモロコシ、小麦など基礎穀物を中心に、南半球を中心とした88ヵ国で活動する非営利の国際農業研究機関。メキシコに本部を構え、バングラデシュ、中国、コロンビア、エチオピア、インド、ネパールなどで活動している。
今回の契約により、CIMMYTはトウモロコシ、小麦、ソルガム、トウジンビエ、シコクビエ、キマメ、落花生などの作物にFulcrumプラットフォームを適用し、20ヵ国の小規模農家に向けた作物品種の開発を加速する。
※本記事は、プレスリリース①・②をもとに、Foovoの調査に基づいて独自に執筆したものです。出典が必要な情報については、記事内の該当部分にリンクを付与しています。
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アイキャッチ画像の出典:Pairwise