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「食品発酵業界のボトルネック解消」を目指すplanetaryが約10億円を調達

 

スイス、ジュネーブを拠点とするスタートアップ企業planetary(プラネタリー)はシードラウンドで750万スイスフラン(約10億円)を調達した

planetaryは調達した資金で工業規模の生産施設を建設し、受託開発・製造(CDMO)企業として発酵タンパク質企業が直面するスケールアップの課題解決を支援していく。

発酵タンパク質企業が直面する課題:スケールアップ

出典:Solar Foods

精密発酵、バイオマス発酵などの発酵タンパク質企業にとって、工業規模のバイオプロセスの実現はボトルネックであり、大部分において利用できていない。

planetaryはこれらのスタートアップ企業に対し、工業規模の上流・下流の製造プロセスを提供するグローバルプラットフォームになることで、発酵タンパク質業界のボトルネックを解消しようとしている。

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アイキャッチ画像の出典:planetary 

 

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