Foovo Deep

細胞培養により持続可能で高品質なカカオを生産するCelleste Bio

 

イスラエルに拠点を置くCelleste Bioは、細胞培養により代替チョコレートを開発する新たなスタートアップ企業として2022年に設立された。

Celleste Bioは昨年11月、オレオ、リッツなどで知られる世界的なスナックメーカーMondelēz Internationalやアグテックやメドテックに投資するThe Trendlines Groupなどからシード資金を調達した

Celleste Bioは細胞培養により高品質なカカオの生産を目指しており、同社の技術により、気候条件に左右されず、高品質なカカオの安定供給が可能となる。

細胞培養により持続可能なカカオを生産するCelleste Bio

出典:Celleste Bio

チョコレート業界は長年、森林破壊とカカオ農場で働く児童労働への依存という2つの問題に直面してきた。

米国労働省によると、コートジボワールとガーナは毎年世界の60%近いカカオを生産しているが、156万人の子供がこの2国のカカオ農場で危険な仕事に従事していることがわかっている

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Celleste Bio

 

関連記事

  1. Impact Snacksが世界初のカーボンポジティブな植物性ス…
  2. Shiruが「見た目も挙動も動物油脂のような」植物性代替脂肪「O…
  3. 米Jellatech、細胞培養によるⅠ型コラーゲンの生産に成功|…
  4. 代替脂肪セミナー動画-2022年9月開催-
  5. Change FoodsがUAEへの精密発酵タンパク質の工場計画…
  6. Wilk、細胞培養乳脂肪を使った「世界初」のヨーグルトを開発する…
  7. Evigence Sensorsが約23億円を調達、食品鮮度をリ…
  8. パーフェクトデイの精密発酵由来の乳タンパク質を使った牛乳が今夏、…

おすすめ記事

ビーガンチーズを開発するMiyoko’s Creameryが約57億円を調達

植物ベースのビーガンチーズを開発するMiyoko’s Creameryがシリーズ…

空気と電気からタンパク質を作るSolar Foodsが約5億4千万円を調達、2022年までに生産工場稼働へ

このニュースのポイント●フィンランドSolar …

【世界初】The EVERY Companyが動物由来の卵と同等なアニマルフリー卵タンパク質を発表

微生物発酵を活用して卵タンパク質を開発するクララフーズが社名変更を発表した。…

Motif FoodWorksが新成分ヘム「HEMAMI」を発売、新施設の建設も発表

植物ベース食品のアップデートに取り組む米Motif FoodWorksが開発した…

植物性チーズを開発するスウェーデン企業Stockeld Dreamery、今年前半に初商品の発売へ

植物性チーズのシェアは大きくないが、代替チーズに取り組む企業は増えつつある。…

米Wild Earth、2023年に細胞培養によるペットフード製品を市販予定

細胞培養で代替ペットフードを開発するWild Earthは先月、細胞由来のミート…

次回Foovoセミナーのご案内

精密発酵レポート好評販売中

培養魚企業レポート好評販売中

Foovo Deepのご案内

▼聞き流しフードテックニュース▼

▼運営者・佐藤あゆみ▼

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

最新記事

フードテックを理解するのに役立つ書籍

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(03/28 17:27時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(03/28 21:10時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(03/28 14:42時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(03/29 07:37時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(03/28 17:17時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP