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Evigence Sensorsが約23億円を調達、食品鮮度をリアルタイムに測定するセンサーシールの商用化を拡大

 

イスラエル・アメリカを拠点に、リアルタイムの食品鮮度検知センサーを開発するEvigence Sensorsは、シリーズBラウンドで1800万ドル(約23億円)を調達した。

同社は調達した資金で、分析機能とデータ収集の開発を促進し、アメリカ、欧州でさらなるパートナーシップの構築を目指すとしている。

食品鮮度をリアルタイムに測定するセンサーシール

出典:Evigence Sensors

Evigenceによると、同じパレット内でも、温度条件の相違により、鮮度が30%異なる可能性があるという。同社は、食品廃棄物の発生は、製品の鮮度を把握していないことに起因していると考え、ユニットレベルで真の鮮度を把握できる独自センサーを開発した。

小売業者、卸売業者、食品メーカーは、センサーとデータ分析を組み合わせたEvigenceの鮮度管理システムを活用することで、サプライチェーン全体での食品の鮮度をユニット毎にリアルタイムで測定、管理することが可能となる。

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アイキャッチ画像の出典:Evigence Sensors

 

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