Foovo Deep

マレーシアの培養肉企業Cell AgriTechが2024年末までの工場開設を発表

 

マレーシア初の培養肉企業Cell AgriTechは、マレーシア、ペナンに培養肉工場の建設を開始することを発表した。同工場の建設には2000万マレーシア・リンギット(約5億9000万円)が投じられ、2024年末までに完成する予定となる。

アジアでは現在、シンガポールを除いて培養肉の規制が明確化された国はないが、Cell AgriTechは2025年までに最初の製品をアジア市場に投入したいとしている。

マレーシア初の培養肉会議

出典:Cell AgriTech

マレーシア初の培養肉工場の発表は、今月15日-16日にマレーシアのクアラルンプールで開催されたマレーシア初の培養肉会議で、Cell AgriTech創業者のJason Ng Chin Aikm氏が発表した。

この会議は、Cell AgriTechとマレーシア科学技術イノベーション省傘下のBioeconomy Corporationが共同で開催した。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Cell AgriTech

 

関連記事

  1. 黄身・白身・殻を再現した植物性代替卵を開発するNeggstが約6…
  2. Vivici、欧州企業で初となる精密発酵タンパク質のGRAS自己…
  3. 【現地レポ】シンガポール・スーパーマーケットでの精密発酵食品の販…
  4. 培養肉セミナー開催レポート【岡田健成氏講演】-2022年8月-
  5. Orbillion Bio、欧州35ヵ国への培養牛肉販売に向けて…
  6. イギリスのマクドナルドが代替アイスクリームの試験販売を開始
  7. 【創業者インタビュー】精密発酵でヒト母乳タンパク質を開発するPF…
  8. ひよこ豆タンパク質粉末を開発するChickPが約9億円を調達

おすすめ記事

培養魚のBlueNalu(ブルーナル)がヨーロッパ進出へ向け冷凍食品大手のノマド・フーズと提携

培養魚を開発する米BlueNalu(ブルーナル)がヨーロッパ進出へ向け動き出した…

家庭生ゴミを鶏の飼料に変える米Millが開発したキッチンデバイス

アメリカのスタートアップ企業Millは、家庭で発生する食品廃棄物を鶏の飼料に変換…

スピルリナ由来の代替スモークサーモンを開発するSimpliiGood

2024年8月13日修正・追記スピルリナを活用して代替タンパク質を開発す…

自宅を農家にする室内農業のGardynが約10億円を調達

水耕栽培キットを開発するGardynがシリーズAで1000万ドル(約10億円)を…

培養肉企業モサミートがシリーズBを約89億円でクローズ

オランダの培養肉スタートアップ企業モサミート(Mosa Meat)が新たに100…

Oshiのホールカットの植物サーモン、ニューヨークで発売

イスラエル企業Oshiが、ニューヨークの高級ビーガン・コーシャレストランCole…

精密発酵レポート・予約注文開始のお知らせ

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

Foovo Deepのご案内

精密発酵レポート・予約注文開始のお知らせ

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

Foovoの記事作成方針に関しまして

【2024年】培養魚企業レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

▼運営者・佐藤あゆみ▼

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

ご登録いただいた方には、国内外の培養肉開発に取り組む企業101社をまとめたレポート(全23ページ)を無料でお配りしております(2022年3月更新版)。

 

最新のフードテックニュースを逃したくない方におすすめです。

 

 

▶メールマガジン登録はこちらから

最新記事

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(09/07 13:35時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(09/07 23:02時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,940円(09/08 02:44時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
2,156円(09/07 19:25時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(09/07 11:49時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
498円(09/07 22:25時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP