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培養肉企業21社の生産工場・稼働状況まとめ-2022年11月時点-

 

2020年12月にシンガポールで培養肉が世界に先駆けて販売されてからもうすぐ2年。

2021年には培養肉企業に1年間で集まった投資額としては過去最高の14億ドルが投じられた。現在、これらの資金は生産施設建設などスケールアップに使用されている。

この記事では培養肉スタートアップ企業のうち、生産工場を有している企業(11社)/建設中・建設計画を発表している企業(10社)/大手による動きをまとめた。

生産工場を開設している培養肉/魚企業11社

出典:Upside Foods

Vow(オーストラリア)

2022年10月、年間30トンの培養肉を生産できる同社初の工場を開設。「Factory 1」と名付けられたこの工場はオーストラリア、ニューサウスウェールズ州シドニー郊外のアレクサンドリアに位置する。Vowは100倍の培養肉を生産できる「Factory 2」を2024年に稼働予定

Wildtype(米)

2021年、サンフランシスコに最大20万ポンド(約90.7トン)の培養サーモンを生産できるパイロット工場を開設。2022年11月、食品・飲料生産に向けたカスタマイズされたバイオリアクター設備に強いSolarisと提携した

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アイキャッチ画像の出典:Believer Meats

 

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