独自のAIレコメンドエンジン「Charaka」を活用し、動物由来原料や高度に加工された添加物に代わる、クリーンな植物由来成分を開発する米The Live Green Coが新たに精密発酵部門を設立したことを発表した。
The Live Green Coはアメリカ、インド、チリ、シンガポールで事業を展開しており、このほどインドに精密発酵部門を設立した。
Foodnavigatorの報道によると、新部門は研究者のArchana Nagarajan氏が立ち上げ、現在は、精密発酵企業パーフェクトデイの元主任研究員であるKavish Kumar jain博士が率いているという。
AIエンジンで代替タンパク質を開発するThe Live Green Coが精密発酵に参入
The Live Green Coは、精密発酵に参入する主な理由として、自然界には約45万の植物があるが調査されているものはわずか1-2%であること、同社AIエンジン「Charaka」が推奨する植物の大部分は商用的な形で入手するのが難しく、精密発酵であればスケーラブルな方法で合成可能であることを挙げている。
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アイキャッチ画像の出典:The Live Green Co