中国・杭州を拠点とする培養肉企業Jimi Biotechnology(极麋生物)は、「中国初の」100%培養鶏肉の開発に成功したことを発表した。
同社によると、この培養鶏肉は植物性の足場を使用せずに作製されたものとなる。
中国初の100%培養肉
植物性の足場を動物細胞と混合して製品開発している培養肉企業もあるなか、Jimi Biotechnologyは100%培養肉は、本物の肉に味・栄養がより近く、消費者に受け入れられやすいと考えている。
同社創業者兼CEO(最高経営責任者)の曹哲厚氏は、植物性足場を含んだ培養肉製品は本当の意味での培養肉とは言えず、消費者心理・商品力の面で、肉好きな消費者を満足させられないと考えている。こうした理由から同社は4カ月前、植物性足場を使用しないことを決め、100%培養肉の製品化を目標とした。
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アイキャッチ画像の出典:Jimi Biotechnology