Dafna Gabbay氏 Foovo(佐藤あゆみ)撮影
イスラエルのFinally Foodsは、ジャガイモを活用した植物分子農業によりカゼインを開発している。
共同創業者兼CEOのDafna Gabbay氏はサンフランシスコで開催されたFuture Food-TechでFoovoに対し、「ジャガイモ4個で牛乳1リットルに含まれるカゼインと同等の量を得ることができます」とし、同社カゼインが、動物タンパク質の安定供給のための追加の供給源となり、革新的な乳業メーカーが、牛を使わずに従来の乳製品と同等の製品を開発する一助となると述べた。
設立から2年の同社は、イスラエルですでに3回の圃場(ほじょう)試験を実施しており、まずイスラエルでの上市を目指しているとGabbay氏は語った。
ジャガイモ4個で牛乳1L分のカゼイン

出典:Finally Foods
遺伝子組換え微生物を用いて特定成分を生成する精密発酵と異なり、植物分子農業では特定の遺伝子配列を植物に導入し、目的物質を作らせる。作物が「生産工場」となるイメージだ。
Finally Foodsはジャガイモを使用して、乳タンパク質の一種であるカゼインを開発しており、ジャガイモ1個で4種類のカゼインをすべて発現させている。
同社は、イスラエル企業Evogeneで研究開発に従事していたBasia J. Vinocur博士と、医療系スタートアップCurical Technologiesを創業したGabbay氏により、2024年3月に設立された。
インタビュー実施日:2026年3月20日 米国サンフランシスコにて
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アイキャッチ画像はFoovo(佐藤あゆみ)撮影





















































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